過去の記事でもご紹介した、
年刊食堂さんのエントリをもう一度ご紹介します。


年刊食堂 「リアル図書館戦争(128)敵を作るな


私たちは味方を作らなくてはなりません。

それと同じくらい、
敵を増やさないことも大切です。


味方を増やすことは、
個人ではとても難しいです。


ましてや、
政治というのは、
理屈ではありません。
お金です。


そこに、
きれいごとが入り込む余地はありません。


味方を作ることが難しい一方で、
敵を作ることはとっても簡単です。


「これだからオタクは」


と思われたら私たちの負けです。




それに加えて、


何かしたい、

何かしなくちゃ、


と思っている、
善良なあなたたちにつけこもうとする悪い人たちは、
実際に存在します。


そういう人たちに、
純粋な気持ちを利用されることは悲しいことです。




だからといって、
何もできないわけではありません。


私たちが今できることは、


・頑張ってくれる人たちを応援すること

・頑張ってくれる人たちの足をひっぱらないこと


です。




私は、
個人的には、
今は動く時ではないと感じています。


個人ではできないことも、
企業ならできる可能性があります。

角川書店をはじめとする、
10社会が動くときを、
今はじっと待つだけです。



でも、
少しだけ。


自分でできることをしてみましょう。

そして、
その時に備えましょう。


仲の良いおともだちに、


「都条例が通ったらしい不安だよね」


とひとこと相談してみてください。


興味を持ってくれたら、

あなたが何を不安に思っているのか、

おともだちが何を思うのか、

ゆっくり語り合ってみてください。


分からないことを調べてみてください。

何かを知ったら、
その「根拠」を探してみてください。


それで十分です。



でも、
あまり親しくない人や、
興味のない人に、
この話を強要することは危険です。


それは、
反感をうむかもしれないからです。



いま、
ネットのあちこちで、
議論が起こっています。


「言い負かした」


と喜んでいる人がいます。

でも、
あなたの目的は「勝つこと」でしょうか。


それは違うのではないでしょうか。


議論も「目的を達成する方法」として、
時には有効かもしれません。


でも、
私たちがするべきことは、
「理解者」を増やすことのはずです。


理解者を増やすことを意識して、
ひとりひとりが考えてみてください。



あなたたち青少年は、

今はまだ「こども」です。


政治的には何の力もありません。


でも、
何もできないと悲観することはありません。
悲観したらそこまでです。


私たちがやろうとしていることは、
すぐには実がならないかもしれません。
歯がゆいかもしれません。


その間に、
世の中に出ることなく死んでいく作品があるかもしれません。


それでも、
何年後か、
投票権を持った時に、
この2010年12月15日のことを、
忘れないでいてくれれば、
それでいいのです。


今すぐ何かをしようと思わないでいいんです。


世の中はすぐには変わりません。
残念ながらそれは事実です。



でも、
地道な運動や活動がムダかといえば、
そんなことは決してないと思います。


ゆっくりとゆっくりと。


大好きなものを守るためにも、
くれぐれも急ぎすぎないでください。




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