暴力表現があるのでONE PIECE規制対象だ!


という情報があります。



これは、


半分だけ正しくて、


半分だけ間違っています。



半分正しいというのは、


「条例の規制対象に該当する可能性がある」


ということです。



●自主規制が必要な表現


「青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し(7条1項1号、9条の2 1項1号)」



●知事が不健全指定できる作品


「青少年に対し、著しく性的感情を刺激し、甚だしく残虐性を助長し、又は著しく自殺若しくは犯罪を誘発するもの

(8条1項1号)」



暴力表現や犯罪行為を描いている作品は、

この文言にひっかかる可能性があります。



これが、


「半分だけ正しい」理由です。



次に「半分だけ間違っている」理由です。



この文言は、


今回の改正案で新しく追加された文言ではない


ということです。



この文言は、


現在の都条例にすでに存在する


のです。



なので、

規制推進派が、


改正がONE PIECEを禁止することはない」


というのは、


改正部分がONE PIECEを禁止することはない」


というふうに解釈すれば、
嘘ではありません。


ただし上に書いたとおり、


改正案全体がONE PIECEを禁止することはない」


という考えは、

あきらかに間違っています。



今は規制されていませんが、

今後規制される可能性はもちろんあるのです。



不正確なことをいうと信用を落とす可能性があります。


賛成派の人と話をする時は、
この部分をきちんと理解(区別)したうえで、
話をするようにしてみてください。


参考までに、
改正部分がわかる資料です→ ここ



※1/24補足


最近Yahoo!の知恵袋でこのページが引用されていますが、

このページ「のみ」を読んだのか、

誤解されている方がいるようなので、

ちょっと訂正します。



今後規制される可能性はもちろんありますが、

その可能性が「高い」と言うつもりもありません。



くわしくはこちらをご覧ください→「エヴァンゲリオンは規制されるのか



この条例改正案の本質的な問題は、

モラル規制というところにあります。

もしよろしければ、

他の記事にも目を通していただけると幸いです。




少しでも多くの人にこの問題を知ってもらいたいと思う方は、
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