そして去年も
わたしはキレた
それは
朝の忙しい時間に
ほとんど字が書けない息子の
手を少し支え
彼が字を書いていたときで
わたしは
理由は忘れたが
物凄い勢いでキレた
そしてその時
息子は突然
自分だけで
字を書き始め
わたしはその光景に
呆気にとられた
そして
今回のことでもまた
わたしの怒りのエネルギーが
彼の有り得ないスイッチを
押したようで
その有り得ない光景に
わたしがキレて
一人で息子が下校したことを
思い出し
決してキレることが
良いのではないが
悪いのではないのだと思った
でもだからと言って
キレたいわけではないので
わたしは
キレるくらいの
この爆発するエネルギーで
生きようと決めた
そして
キレるのは
怒りで
怒るのは
悲しいからで
キレるときは
一生懸命生きても生きても
どうにもならない
悲しいときなど
自分が大切にされないとき
自分が自分を
大切にしていないときなので
キレるくらいのエネルギーに
ハートを開き
自分をどこまでもどこまでも
人に大切にされなくても
自分一人でも大切にしよう
そう思った
