「18歳選挙権」が、本日2016年6月19日に施行となりました。これにより、18歳・19歳の未成年者にも選挙権が与えられ、選挙の際に一票を投じることができるようになります。
そして最近では「ネット選挙」と言われる、インターネットを使った選挙運動もできるようになっています。
「ネット選挙」って聞くと、インターネットで投票ができるのかというとそうではありません。
投票ではなく選挙運動ができる
ということなんです。
選挙運動って何かというと、決められた期間(公示日あるいは告示日~投票日前日)に、「○○さんに投票してください」というふうに、
特定の誰かを特定の選挙で当選させようとする運動
のことを言います。※落選させようとする運動もあるのですが、ここでは省きます。
これを、インターネットでできるようになったということ。つまり、SNSで「○○さんに投票してください!」と言ったりするのがこれにあたります。しかし、やってはいけないことがあります。
メールで選挙運動をするのはNGです。
(候補者・政党は使ってOK)
メールで誰かに「○○さんに投票してください!」と送ったら、アウト。公職選挙法違反になります。SMSもやめたほうがいいです。ただし、LINEとFacebookメッセージはOK。ここもまたややこしい!
そしてこれ大事なこと。決められた期間、つまり
公示日(告示日)~投票日前日
以外の間に選挙運動を行うと公職選挙法違反
になってしまいます。ですので、「○○さんに投票してください!」と応援するのは、公示日(告示日)から投票日前日の間にするようにしましょう。公示日(告示日)になったら、街中に選挙ポスターが貼り出されますね。このタイミングです。
18歳選挙権についてや、
ネット選挙についての公式な資料が総務省から公開されていますので、ぜひ確認して知っておきましょう。