コーヒーメーカーやエスプレッソメーカーのブームに続き、
ティーメーカーも登場 日本でもあらためて紅茶に注目が集まっていますね。
紅茶には抗酸化効果や糖分分解酵素などカラダにいいことがいっぱい。
そして、最近の研究で、紅茶には「会話を弾ませる」=自己開示とリアクションを育む効果があることが発表されました(ユニリーバ・ジャパン調べ 2013年1月)
これは! 紅茶を積極的に飲まなくてはと私、
「リプトン ティー スクール ギンザ」で美味しい紅茶の入れ方を学んできました。
まずは、間違った入れ方で入れた紅茶(左)と、お手本の入れ方で入れた紅茶(右)を飲み比べ。
うーん。見た目はあまりかわりませんね
ワインのように香りを嗅いでから、左をゴクリ。続いて右をゴクリ。
むむむーーーー!!!
(「美味しんぼ」的なリアクション、もしくは「神の雫」的なシーンをイメージしてください)
なんじゃこりゃーーΣ(=°ω°=;ノ)ノ
ぜんぜん違うではないですか。
(写真でお伝えできなくて残念です)
正直、大のコーヒー派の私編集Kは、
(紅茶ってコーヒーが飲めない人が選ぶものでしょ)
くらいに思っていて(すみません!!)
いつもらったかわからないお土産の紅茶をときどき飲むくらい、だったんです。
私が家で飲んでいた紅茶は、まさにこの「間違った入れ方で入れた」ほうと同じ味でした。
やってしまいがちな「間違った入れ方」のひとつ、それは
「抽出時にティーバッグを振ってしまう」
ことです、と先生。
えーーー!
あたし、思いっきりじゃぶじゃぶ上下に振ってましたよΣ(゚д゚;)
「それでできるのはただの【色付きのお湯】です。ティーバッグを振って出てくるのは色だけ。かえって細かい茶葉が出て雑味が出てしまうんです」
と先生から厳しいお言葉。
はい。私が家で飲んでいたのは【色付きのお湯】でした。
美味しく抽出できているかは、色ではなくて蒸らし時間で判断。
リーフティの場合は、フタをして3分は蒸らしてこそ、紅茶の成分がちゃんと出てくるんだそうです。
そして、美味しさの決めては「ジャンピング」。
このようにポットの中で茶葉が上下することによって
紅茶本来のうまみや香りが引き出されるんです。
これは、ティーバッグの場合も同じ。
(リプトンのイエローラベルは、ティーバッグが三角になっており、バッグの中で茶葉が上下にジャンピングする空間ができているんですって)
ジャンピングが大事、という点からいうと、
茶こしに茶葉を入れて、上からお湯をかける入れ方もNGです。
それでは、美味しいホットティーの入れ方>>>
1 汲みたての水道水を沸騰させた熱湯を使う
汲みたてのお水には空気が含まれているので、ジャンピングが起こりやすい。
2 温めておいたポットに茶葉を入れ、熱々のお湯をそそぐ
お湯の温度が下がってしまうとジャンピングが起こりづらくなってしまうので、ポットにさっとお湯をくぐらせて温めておくことがポイント。
茶葉はカップ1杯あたり、ティースプーン1杯(約3g)が目安です。
3 フタをして3分蒸らす
ティーバッグをティーカップに直接入れた場合は、ソーサーをひっくり返してフタをしてもOK
とにかくこの「蒸らし時間」がとっても大切
そして、必ずティーカップも温めておくこと。
これから暑くなって、アイスティーが飲みたい季節
アイスティーの場合は、ホットの2倍の茶葉(もしくはティーバッグ)で紅茶を入れ、
氷でいっぱいにしたグラスの上から注ぎます。
氷がガラガラと溶けていく音を聞いているだけでも美味しそうです
「リプトン ティー スクール ギンザ」では、
ティーコーディネーターの資格取得を目指す本格的なコースもありますが、
予約をすれば単発で参加できるオープンコースの講座も多数開催されています。
http://www.liptonhouse.com
奥の深い紅茶の世界。
もっと学んでみたくなりました