皆様こんばんは~^^



視聴してない方はネタばれ注意です



あれですね、「魔法少女まどか☆マギカ」の最終回が放送されましたね。

まぁ、なんというかGOODENDなのか、BADENDなのか、よくわからない微妙な終わり方をした印象かな~私の個人的な意見としては。

だって結局はまどかは概念としてしか存在できなくて、人間としてのまどかは一部の人間(ほむほむのぞく)の深層意識でしか覚えてもらってないですからね。

人間は忘れられた時が死ぬ時、なんて言葉に沿うと、人間としてのまどかの存在はほとんど死んじゃってるんだよね。

ほとんど死んでるってなんだ?よくわからん表現だが。


「まどかは神様になった」なんて評価してる人もいるけど、そんなものでもないでしょ、宇宙の法則を変更したくらいで、一回こっきりなのだし。

神様ってのは永続的に何かに干渉する存在、であると思うのでね~。

そういった意味では、アニメでは1回こっきりしか力を発動してないし、以後なにかに関わる事もないだろうしで、永続的な存在ではないから神様ではないでしょう。


そんで、さやかはどうやっても死んでしまう運命だしね。

これも後味はよろしくない、寂しい気持ちにさせるかな。

さやかの罪?っていうのかな、それほどまでに重かったのだろうか?

どうあがいても死ぬ運命にある、そこまでの因果律ってなんだ?

ここは疑問に思う。


あとは、敵の「ワルプルギスの夜」とは何者だったのか。

どこの何がしさんの魔法少女が魔女になって、あそこまでの強敵が生まれてしまったのか?

ここらへんの描写が皆無だから、予想するしかない。

軽く予想すると、魔法少女の悲しみとかそういう「負の感情」が集まって具現化したものかな?なんて勝手に思ってるけどね。

というより、最大の敵が最後まで謎ってのもなんだか釈然としないけどね。

全部に答えを求めるのもどうかと思うけど、気になるわな~。


話は少し変わって、演出面に少し触れようか。

なんか、演出がエヴァに似てるところがあったかな。

オーケストラのところでまどかとさやかが話してる描写とかね。

まぁ、良作品から剽窃するのは基本だから全然OK。


最後に今回の脚本を書いた虚淵玄先生。

この方は鬱な話を書くことで有名だけど、今回に限ってはそこまで鬱でもなかったかな、最後のオチを見て考えるとね。

ず~っとコメディばっかり書く人、ホラーばっかり書く人、そういった「専門性」もありだけど、色んな話を書く「多様性」というのかな?

なんというか虚淵玄先生の新たなる一面が見えた気がしたね。

作家としては幅が広いほうが良いに決まってるから、今回の作品が良い影響になったのではないかな~虚淵玄先生ご本人にとっても。

今後に期待ですね。


長くなったのでそろそろまとめ。

いろいろ考えたり、予想したりするのが楽しかった作品、それが「魔法少女まどか☆マギカ」でしたね。

だから事前にネタばれなんかされると、楽しさ半減どころか、9割減くらいするのではないでしょうか。

今後もこのような予想するのが日々楽しい作品が出るといいですね。

シャフトさんには期待しましょう。




今日はここまで。

それじゃ次回更新時に。