感覚統合・・・指、咬まれました(><;)
今日は日曜日・・・金曜日に利用者さんの歯磨き介助の時に咬まれてしまった左手第2指(人さし指)が、
まだ疼きます
もちろん、私の介助方法がいけなかったので、利用者さんにはまったく悪いところはありませんm(_ _ )m
ところで、感覚統合の話し・・・
感覚とは受容体(体の全部に分散しています)から脳に伝わります。
このどちらか一方、あるいは両方に障害がある場合、正常な感覚が得られません。
中でも、触覚は胎児のころから発達していく感覚で、生命維持のために一番重要な感覚といわれます。
これは、指先、口の周りに受容器が多く、情緒の発達(=ふれあい)と深い関係にあるといわれています。
次に固有需要感覚(=運動感覚、深部感覚ともいわれます)ですが、受容器は筋肉組織の中、腱などにあります。
これは、例えば重いものを持つとき、目や手でその重量を判断し、力の入れ加減を調整するものです。
つまり、意識はしていないけれど、情報は常に脳に送られている、ということですね。
また、見たり聴いたりするために、姿勢を保つ、などの無意識下の感覚も、固有需要感覚の一つです。
(障害があると、自分の体のなりたち(腕は、足はどのようについているのか、といったレベル)すら理解できないケースもあります。)
ほかに、前庭感覚(バランス感覚=受容器は耳)、視覚・聴覚、味覚・嗅覚などがありますね。
適度な感覚を需要するために、脳で整理する必要があり、これを感覚統合、といいます。
歯磨きのときに、自分の口の中に入ってきたモノ(今回は私の指・・・)を思いっきり咬む、ということはこの
感覚統合がうまく機能していない、ということと言えると思います
つまり・・・受容体(今回は口の中)で受けた刺激が脳にいったときに、脳の判断が違った選択(=それが何であれ・・・ハブラシだろうと、人の指だろうと・・・思いっきり咬む)をしてしまった、ということかな。
また、摂食障害の中に言われる「咬反射」の残存、ということも重なると思います。
摂食障害に関しては、また別の機会に・・・
重度身体障害者の方たちの中には、この感覚統合が上手く機能していない方も多いです。
感覚統合、健常者の場合は、ほとんど無意識でそのバランスを保つことができています。
他害、自傷を始めとする「問題行動」の一部は、この感覚統合という機能低下が
影響しているのでしょうね・・・
って、思うけど、指の痛みは・・・残ってマス
よろしかったらClickお願いします
今日は、野球教室
今日も暑い…
8歳男児は、野球教室です。朝8時半、学校に集合・・・
ヴァイオリン教室に引き続き・・・野球に向う、8歳男児の後姿(^▽^;) です・・・
今日から本格的にチームに入り、周りの雰囲気にちょっと気後れしつつ
(/_\;)なんとか参加しました
私は、コーチや役員ママたちに挨拶した後、一度帰宅して、お弁当づくり
ちょっとお洗濯やら掃除やらの家事を片付け、再び、学校へ向い・・・お弁当を一緒に食べた後、また
私は帰宅(だって・・・午後3時過ぎまでやってるらしいし・・・やらなきゃいけない家事は山積みだし・・・)
ところが、帰宅して30分ほどすると、電話が・・・・
野球教室の役員ママからでした
どうやら、8歳男児は「初野球教室デビュー、しかもママ&パパなし」と「今日の暑さ」と「お弁当の食べすぎ?」
で気分が悪くなってしまったようです
慌てて迎えに行きました。(´д`lll)
熱中症とかではなかったようで、少し休んで回復したところで、午後の部はお休み・・・して、帰宅した
やっぱり情けない我が家の8歳男児・・・でした
やれやれ・・・・┐( ̄ヘ ̄)┌
【福祉の世界】~重度身体障害者施設でのお仕事
重度身体障害者施設でのお仕事・・・デイサービスなので、基本的にはバス送迎で施設に通所された利用者さんの日中活動のお手伝い、です
通所されたら、検温して、麦茶で水分補給して、午前活動・・・トイレ介助・・・昼食介助・・・午後活動、帰る前に、また麦茶で水分補給して、帰りのバスに利用者さんが乗ったら、お見送り~(^O^)/
というプログラム。午前活動は、リハビリの利用者さんや、音楽、個別活動(職員とマンツーマンの活動)など・・・午後も音楽やスポーツ、外出などのプログラム。両方とも1時間から2時間くらい、行います。(その日の通所時間で、Aコース、Bコースがあり、1時間のズレがあります)
最初から・・・つまづく 私・・・水分補給の介助がまず。。出来ません
利用者さんによって、特殊なコップやストローを使ったり、増粘剤を加えて、麦茶にトロミをつけ、スプーンで一口ずつ口に運んだり・・・
とろとろ~っとスプーンから垂れる麦茶なんて、初めて見ました
こりゃまた・・・大変な現場に来てしまった( ゚ ▽ ゚ ;)・・・と正直感じたのです。
そして、恐る恐る介助をしても、プイッと顔を背けられたり(きっと、介助方法が下手くそだったから(ノ_-。))
飲んでいただけないときに、何故かを訊いても答えられる方はいない・・・のです。
「今は飲みたくないのかな」「介助が下手なのかな」「私じゃ嫌なのかな」etc.etc.・・・
介助方法は先輩職員に教えてもらうものの、なかなか上手くはいかず・・・飲むのを拒否する利用者さんが、
パッっとコップをつかんで、投げてしまったり・・・ムセて口からブハッと麦茶をふきだしたり
オロオロ~(x_x;)となる私ですが、他の職員は別の利用者さんを担当して、それはそれで介助に忙しく・・・
最初の1週間は、勤務が終わるとぐったり。。。 でした。
あぁ・・・初めてかかわりを持つ重度身体障害者の方々・・・これほどとは・・・・
どちらかというと、車いすで寝たきりっぽい生活を想像していたので、(→o←)ゞ
その想像がいかに甘かったか思い知らされるのでした
続く・・・
よろしければ、click お願いします