寒い毎日が地づいていますね。
                  みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
  
「こころのカウンセラー」中川あゆみです

きょうは節分でした。
最近では恵方巻を食べる方がとても多くなりましたね。
家の近所にある数件のコンビニでも、予約販売をしていて、それぞれに具材が違っていて、それを見るのも楽しいです。
デパ地下では高級具材を巻いた、お高い恵方巻を販売していました。
恵方巻は関西の風習なのだそうですが、起源は江戸時代末期なのだそうです。
七福神の縁起をかつぎ、伊達巻・胡瓜・鰻など7種類の具材を巻いていたのだそうです。
ある会社では朝礼のあと、社員全員が同じ方向を向いて恵方巻を黙々と食べていました。「会社の発展を願って」というのをテレビで見ました。

そうそう、なんでも豆まきを殻つきの落花生で行う家庭もあるそうです。
お掃除も楽なので・・・ということのようです。(年の数を食べる勘定はどうするのか気にありましたが)

そうやって、さまざまな日本の伝統行事はだんだん変化していますね。

夫婦の在り方、家族の在り方、親子の在り方・・・も、さまざまに変化しています。

しかし、「変化」がいつのまにか起こっていて、お互い心地悪い(我慢)ものになっているとき、しかも、このようなことから波及した不満が蓄積されると決定的なことになってしまうことが、よくあります。
しかし、ご夫婦にとって、ご家族にとって、親子にとって大切にしたいことが理解できれば、その危機を乗り越えられることもあります。

いつのまにかの変化でも、
もともとの関係において大切に思うことを振り返り、エッセンスが明確になれば、
それが、修復する助けになるのではないかと思うのです。

恵方まきや豆まきの変化だって
「幸せが来ますように!」「福が来ますように」というエッセンスは
変わらないものです。