高校野球も真っ盛りですが、中学野球も全日程が終わってしまいました。


5月に全国へ繋がる大会で一回戦敗退・・・みんな号泣でした。

ここを目標に2年以上頑張ってきたので。(T_T)


にいには、背番号10をつけ、先発。

本当は1番もらう予定だったんですけどね、一週間前の背番号授与式前日にまた膝に痛みが出て、びっこ引いてる状態に。


一週間、親も必死で手当して、大会前日には90%程度回復。

痛みはないけど、ストレッチをすると痛い方の脚の可動範囲が戻っていない。

もう1日欲しい・・・そんな中前日の練習。

痛みが出ないことを祈る・・・


とーちゃん、午前中様子を見ていたけど、普通に投げてたし、なんとか大丈夫かと思いきや、夕方迎えに行くと、クールダウンの集団走の中ににいにがいない、探すとひとりポツンと立っている。

愕然・・・


帰ってきてマッサージして、もちろんヒーリングもしましたけどね、1つ勝って翌週に繋いでくれれば、という思いでした。


翌日、まさか先発とは・・・

投げて欲しい気持ちと、今後のことを考えるとやめて欲しい気持ちとか交錯していました。


すぐに弱音を吐くにいにが、朝「投げられます!」と言ったらしい。

しかし、よく監督投げさせたなぁ~


結果は1回に2点、4回に2点を取られ、次の回打順が回ってきたところで交代。(膝も限界だったらしい)

これだけ見ると、ピッチングがよくなかったように思えるのですが、どの失点もエラーが絡んでいて、自責点は0、審判がことごとく相手チーム寄りになってしまったこともあって、こういう結果に。

ピッチング自体は、本人曰く、今までで最高のピッチングだった、ほとんど全部キャッチャーのミットのところへ投げられたと。

それは私が見ていても感じていて、コーチ陣もナイスピッチングだったと言って下さいました。


ただ、エラーでピンチになったとはいえ、どちらも2アウトまで取っていて、そこから打たれたので、もうひとつ成長しないと、という感じです。


残すは、7月の3年生の大会を残すのみ。

でも、ここで代替わりし、下の子達とは完全別行動、なんとなく気持ちも終わった感が強く、寂しさを感じざるを得ませんでした。


2年生が入っていたライト・レフトのポジションに3年生が加わり、3年生だけで出来るところを見せてやる!という気持ちも強くあったのですが、練習試合をしてみると、両サイドはかなり厳しく、低めをついて外野へ打たせないように心がけるピッチングをしなくてはなりませんでした。


頼みの綱はセンター、彼はいないと勝てない存在でした。


そして大会前日、センターが熱を出しました。ヽ((◎д◎ ))ゝ


レギュラーでなかった3人が外野を守ることに。

対戦相手は打撃力のあるチーム。


暗雲立ちこめますが、みんな気持ちは切れていませんでした。


にいに、初回先頭バッターにいきなり3ベースを打たれ、外野フライで1点を失いますが、その後はきっちり押さえ、終わってみれば、7回3安打1失点、無四球と、ほぼ完璧なピッチングでした。


が、記録だけ見ると楽そうなんですが、これが相手チーム外野に飛ばす飛ばす!

内野ゴロなんてほとんどなくて、応援団もみんな緊張しまくりでした。


外野に飛ぶたびに祈ってました。

でも、練習試合では取れなかったようなフライもきっちり取り、みんな2年以上頑張ってきたんだよね・・・スラムダンクの小暮くんを思い出しながら、うるうるしてしまいました。


みんなが守って、打って勝った最高の試合でした。

にいにはというと、試合後ベンチに引き上げて来た時、号泣していたそうです。

相当緊張して投げていたんだと思います。

外野がひとつでも落としていたら、たぶん流れが変わってしまってやられてしまったと思える程、相手チームはよく飛ばしました。


そして、にいにの夏は終わりました。

って、翌日もあるんですけどぉ~


連戦なんで、ピッチャーできないんで。(2日で10イニングまでなので、3回は投げられるんですけどね)

バッティング、からきしなんで、お役に立てないんで。


くじ運も悪く、強豪との連戦となりました。

途中まで勝ってたんですけど、残念ながら負けてしまいました。


試合が終わった後、スタッフ陣みんなが泣きながら挨拶をしてくれて、子供達も号泣してて、感動ものでした。


高校野球なんかもっと泣けるんでしょうね。

ほとんどの子が、もう真剣に野球をやることはないんですもん。


ということで、にいには勉強します。

今のところどこにも行けそうにないので・・・

高校行けないと、高校野球もできないので。

大丈夫か、にいに!


あっ、にいに、最後の最後でやっと背番号1を背負って投げました♪

かなり遅すぎだけど、途中から背番号はただの番号にすぎない、って家族みんな思ってて、何番でもOKって感じだったんですけど、やっぱり嬉しかったと思います。