「ホット&ハウス」を開所して1年が経ちました。 | おっちゃん、ときどき、わたし。

おっちゃん、ときどき、わたし。

14歳でホームレス問題に出会い
19歳で「ホームレス状態を生み出さない日本」にすべく
認定NPO法人Homedoorを設立しました。

ホームレス支援の新たなモデルづくりに取り組んでいます。
HP * www.homedoor.org

2019/9*ダイヤモンド社より新著を出版

ホームレス状態を始めとする生活困窮状態にある人々に、

居場所となる施設を提供しようと

「ホット&ハウス」を2015年3月3日に開所した。

 

 

ホームレスの人は、ちょっと休もうと思った時、

ゆっくりできる場所がないと言われる。

 

百貨店のイスなどで、

本を読んだりするとも言うけど

長居はしづらいので何店舗かの百貨店を回るそうだ。

 

トイレで休憩してても、20分経てば、警備員さんに出されるそうだ。

 

 

また、路上生活というのは余計にお金がかかることも多い。

毎回、外食だし、銭湯代やコインランドリー、

コインロッカーといろいろお金がかかる。

 

そんなおっちゃん達に、ゆっくりできる居場所を提供し

ホッと安堵してもらえるよう

そして、路上脱出に必要な機能を「&」と付け加えられる場所を

とオープンしたのがホット&ハウスだった。

 

 

 

開所から無事に1年が経ち、

おっちゃんが訪れなかった日はない。

 

むしろ、20人近くの人がやってきたので、

ユニークな数ではないが、のべ6,000人以上の人が来所された。

 

 

寄付をいただいたおかげで、

いつでも無料のラーメンやご飯を提供できた。

 

「&Class」という講座やイベントも2~4週間に1回開催してきた。

人気だったのは、やはり、流しそうめん大会や餅つき大会、体験落語。

 

これから1年、どんなおっちゃんと出会えるだろうか。