「古いスパイクでプレーし続けても限界が来る」 | 「TOEIC戦略論ver2.3」制作者:TOEIC講師 石崎力也

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古いスパイクでプレーし続けても限界が来る」

またサッカーのたとえですみません笑

「古いスパイクでプレーし続けても限界が来る」
とは??


僕は昔サッカーをやっていました。
今も好きで、遊びでやってます。

(この前も飛び込み参加したホームレス風のおっさん
の足技テクニックが凄まじかった・・笑)


小学生の頃、
親戚にお土産でフランスからUMBROの
黒のスパイクを買ってきてもらった
事がありまして、
それが当時の僕とっては宝物でした。

しかし・・・悲しいことに
そんなスパイクも育ち盛りの少年にとっては
2年もすればサイズが合わなくなりますね。

最初のうちは超お気に入りのスパイクを履いてプレーする
自分に酔っていた?笑 ので多少サイズが小さくなって
窮屈に感じても我慢して履き続けていました。

しかしとうとう、親指から真っ赤な血がサラーっと流れるようになって
軽い巻爪になってしまい、涙ながらに愛しのフランス製スパイクとは
お別れをしました。

でこの話と、あなたに何の関係があるかと言うと
「古いスパイクでプレーし続けても限界が来る」
という概念は、外国語学習にも当てはまるからなんです。

古いスパイク=(今までの自分のやり方に固執すること)
から脱却しないと、
良いプレー=(自分が理想として目指すもの)には
近づけないじゃないですか。

そうです。
古いスパイク、もとい古い考え方(英語は単語の暗記、聞き流せばOKと思ってる)
を改めないと
新しいスパイク(新しい学習方法)を受け入れることは不可能ですよね。

だから一見遠回りに見えることをしてきました。



A saint's maid quotes Latin.

なんでしょうね。このタイトル?
実はこの一文に英語(外国語学習)において
非常に重要なヒントが隠されています。


日本語に訳すと
A saint's maid quotes Latin.
(聖人のメイドさんは、ラテン語を引用する)
となります。

どういう意味だと思いますか?
こういう事です。

”聖人=つまり賢者の下に長く使える召使は、
学の高い人しか話さないようなラテン語を知らず知らずの内に
本人は習っているつもりが無いのに引用してしまう事”

です。
古今東西語られるこの格言
「自分の目指す人物像に近づくためにはその人と一緒に暮らせば良い」
これと一緒ではないでしょうか。

一週間に一度しか顔を合わせない人よりも
一つ屋根の下で寝食を共にした方が相手の
思考パターン、癖などをより詳しく知れますよね。

なぜなら、「相手に触れている量が圧倒的に多いから」です。
これを外国語学習に応用すればある一つの重要な考え方に行き着きます。

それは・・【耳からのインプットが大事である】という事です。

この文章も実は喋って伝えたほうが圧倒的に早く伝えることができますよね。
文字というのは何かを記録するために生まれたもので、

グーテンベルクが活版印刷機
を発明するまでは、それまでは
苦労して同じ本を書き写して複製していたわけです。

文字がない社会では、歌や語り物語で民族の情報や歴史を
伝え続けていました。 いわゆる口伝伝承というパターンです。
本来は言語というの「音」を中心に始まったわけです。


2陥りがちな罠

とはいっても英語を聞いて、英語を話してみても
分からない文法とか単語とかありすぎて
外国語を話す事に対する「恐怖」を感じている人
を多く見てきました。

その恐怖から逃れる為に、単語とか文法を覚えようと
するんだけど量が膨大すぎて挫折してしまう。
これが多くの人)が辿る道です。

「仮にTOEICでハイスコアをとっても
話せるようにならないから
勉強してもなぁ・・・・」
とか昔は僕も思ってましたよ。



3じゃあどうすればいいの?

今からいう事は非常に大切な事です。

ぐちゃぐちゃに絡まった外国語学習(英語学習)の糸を
理解できる形に解きます。

何故、途中で外国語学習に挫折してしまう人が多いのか?

=====================
答えA →【難しい教材を選びすぎ】


答えB →【書き言葉と話言葉は全然違う】

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この上の2つとも非っ常に重要な概念です。
かなり長くなりそうなので
次の記事でそれぞれ解説をしていきます。