分解組み立てオイルディッピング② | 力太郎のブログ

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近所の散策や自転車いじりとか…

思わぬブログ文字制限を受けましたが…

次はお楽しみの?

オイルディッピングの時間です。



レッドラインのATF  Amazonで謎の激安価格だったのも?オイルディッピングするキッカケですが…

オイルディッピングする前に…

実は無駄な作業だと思いましたが

下処理中…

余ってた?フッ素成分が入った速乾性潤滑スプレー

呉のドライファストルブ を吹きました。

すぐ乾いて白くなり拭いてもサラサラと簡単に取れないです。

※特に理由は無いですが鍵開けの持続する滑らかさが

金属同士のフリクションロス 低減?を狙えると思ったので…



専用容器?にATF を入れます。

注意95mm以上に目安の線を引き超える所まで入れます。

注意シマノオイルディッピング専用オイル ではない

個人的な考えでATFで代用できると思い使用したので作業に心配な方は専用品をお奨めします。



リテーナー・ボールベアリングに専用グリス を塗布

※自分はウレアグリス を適量

今回は内装三段ギアユニット全部組んだ状態

オイルディッピングします。


マニュアル通りだと…上のドライブユニットには浸からないですね。

リングギアユニットやキャリアユニット・アクスルシャフトのスプラインや摺動部にオイルが浸かるのが重要みたいです。


浸かったら…

90秒お待ちください!!



ATFから上げて60秒!

余分なオイルを抜きます。



ドライブユニットもオイルへ逆さまにして浸けてみましたが…

そんなに意味がなかったですね。

オイルから上げて余分なオイルを切りました。

短時間だからか?塗布したグリスが溶けて混ざるかと思いましたが問題なくATF自体は綺麗なままです。

リテーナー・ボールベアリングにグリスを塗布して

内装ギアユニットを組んだ状態でオイルディッピングした方が後が楽です。

さっそく、オイルディッピングした内装三段ギアユニットをハブキャリア内に組みます。

ブレーキ側の球押し部とロックナットを取り付けて

球押し調整を入念にしますが

スプロケット側球押し調整を先に決めてからすると

決まり易かったですが万力で軸を固定しないで作業したので微調整の度?決まらないと思ったら…

軸(アクスルシャフト)が共回り?していましたw

防水カバー類を取り付けますが

予め



7/32×10のリテーナー・ボールベアリングが当たる部分の裏側に専用グリスを塗布しました。

カバーを新品で購入した時、裏側にシマノの内装ギア専用のグリスがたっぷりと塗ってありました。

最後は
14Tのスプロケットをドライブユニットに嵌めて

Cリングで固定します。

Cリングの固定が専用工具が無いと慣れるまで大変ですが…

Cリング片側を先に溝に嵌めて残りは細いマイナスドライバー等で拡げつつ巧く嵌めると固定出来ます。


左右の球押し調整は慣れないと加減が難しいですがラジアル方向&スラスト方向 ともに締めすぎてゴリゴリせず…緩すぎてガタガタしない

絶妙な加減で調整して下さい。


気になっていたのは

表面に残ったATFは拭きましたがホイールを立てた状態で置いてれば脇からATFは漏れたりはしなかったです。




手が汚れてオイルディッピング後は写真が撮れず…

面白味が無い長々としたブログでしたが


オイルディッピングした個人的な感想は

前回、自分の自転車でやってみて

①1速から2速に軽く確実に決まる

②シフターや変速ワイヤーの摺動不良や作動不良&変速調整不良を除いて変速ミスがない

③専用のオイルを用意して内装ギアのメンテナンスは多少準備や後片付けを思うと

専用グリスを塗布する方が個人ユーザーは楽かな?(専用グリスは油分が垂れて来ないのでじっくり組み立て作業が出来るという意味で)と思います。

④長期的な潤滑だと専用グリスを塗布するのと

オイルディッピングの優劣は?だと今の段階だと思います。


内装ギアのメンテナンスは後輪タイヤの交換時期位で実施すれば長く快適に乗れると思うので

興味がある方は自転車屋さんに相談する事をオススメします。


今日も、最後までご覧頂きありがとうございます!


次は26インチの自転車に移植ですが

時期は未定です…自転車