カリスマファンドマネージャーであり、さわかみ投信の社長でもある、
澤上篤人社長のお話しをお聞きしました 。今日は学生向けのお話でした。


株式など金融は、数字を扱う「計算力」が必要なのは当然ですが、
澤上社長は、それだけではありませんでした。


 何しろ、プレゼンテーション、そして主張を貫く力を強く持っている、
「文系アタマ」の能力の高い方でした。

 学生に対して、

「夢」を持って興味のある会社に投資しろ!

とおっしゃっていました。





 しかし、すごいのは「理系アタマ」でした。


 何回も話されているお話しなのだとは思いますが、計算のすばやさは
いわゆる概算(数字を丸めて計算する)ができるからこそのもの。

すごい「計算力」をお持ちでした。


 その上、必要な数値は、バシッと頭に入っているので、展開が速い・・・
学生さん達は、ついていけたのでしょうか?


 さらに、澤上さんの澤上さんたる所以は、「抽象力」でしょう。

 1900年からの経済を振り返って、今後を予測するその力が、さわかみ投信を
支えているといっても過言ではないでしょう。



 初心者や若者に対しては「夢」を説き、そして専門的な人には、数字やパターン、
論理で見せる。

 福島正伸先生に取ったインタビューでも、似たようなことをおっしゃっていたなあ
と、思い出しました。


P.S. セミナーの最後に「理系アタマのつくり方」アマゾンキャンペーンのお知らせ
   させていただきました。どうもありがとうございました!