ソチ五輪開幕まであとわずかですね


安倍総理は出席するようですが


アメリカをはじめ多くの国の首相は


開会式の出席を辞退しているようです


理由は以前も記事にしましたが


ロシアの「同性愛プロパガンダ禁止法」です


詳細はこちらで


要するに


「オリンピック」という平和や平等を謳う祭典を


差別、人権侵害のような法律を定めた国で行うのは不当


との事での参加拒否なのですね


協議参加選手の中には


自らが同性愛者であることを公言している選手もたくさんいますから


彼らの安全も考慮するのであれば


抗議の意思を表明する意味での欠席は


むしろ当然といえるでしょう



もちろんロシアは


選手や五輪関係者、観戦客などにはこの法律は適応しないと表明しています


しかし、法律自体を撤回したわけでも改正したわけでもなく


この法律に便乗した同性愛者へのヘイトクライム(憎悪犯罪)は多く発生しています



ロシアが


「同性愛プロバガンダ禁止法」を施行した上でソチ五輪をどのように運営、成功させるか


国際的にはそこも注目されているのでしょうね




この話


2020年に東京五輪を開催する日本にとっては


他人事ではありません


現在の自民党政権下では


セクマイに対する救済施策は「必要ない」と断言されていますから


この先6年でどう転ぶかはわかりません


現政府としては


ロシアの「同性愛プロパガンダ禁止法」ほどはっきりとではないにしろ


セクマイに対しては否定的、消極的なのは明らかですしね


国際的にセクマイに対する関心が高まっているなか


きっと今後もその人権について激論がなされていくのであろう中で開催される東京五輪


その時日本は


各国のセクマイについての議論についていけるのでしょうか?


各国のセクマイの競技選手や関係者を


快く「おもてなし」できる社会環境を整備できるのでしょうか?



今回のソチ五輪は


6年後の東京五輪が成功するか否かを推し量る意味でも


注目の大会になるのでは・・・


とひそかに思っていたります