KSでCPってみよう JS編 | Shudder Log

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* このブログの内容はすべてフィクションであり、実在の人物や団体とは一切関係ありません。

「何か用?」
 
二人だけになったタイミングを待って言ってみた。
 
『え? 別に何もないけど』
 
きょとんとした様子で返される。
 
「ずっと俺のこと見てたでしょ」
 
振り返るたびに目が合って、視線を逸らそうともしなかった。
 
『そんなことないよ』
 
自分で気付いてないのか。
 
立ち上がり、キソプの隣に移動する。
 
肩に腕をかけると、微かに震えたのが分かる。
 
顔を覗き込めば、「精一杯」を隠そうとする瞳が揺れる。
 
なんだ、自覚してるんだ。
 
『何?』
 
「何だと思う?」
 
訊ねると、答える声が掠れた。
 
『ジェソプの考えることは分からないよ』
 
さらに肩を引き寄せ、顔を近付ける。
 
首を少しだけ傾けると、キソプが目を閉じた。
 
なんだ、分かってるじゃないか。
 
では、遠慮なく。