旅行記、まだまだ続きます。
2日目のランチは、グアム上陸後初の外食です。
乳&小麦アレルギーの子供がいながらも、セレクトしたのは、アメリカンステーキ系レストラン、T.G.I.FRiDAY'S。
なぜ、あえてチャレンジしたかというと、7年前に夫婦で訪れたという思い入れに加えて、
某旅行誌で「丁寧なアレルギー対応をしてもらえた」という内容の記事を読んだため。
さらに、グアムにある2店舗は、居酒屋の和民で有名なワタミグループ傘下ということもあり、
アレルギーへの対応も期待ができそう・・・という勘が。
(アレルギーっ子ママは、やっぱりこういう勘が鋭いです。)
とは言ってもアポ無しで突撃するのはさすがに無謀と考え、事前に問い合わせをしてみました。
グアムの連絡先が分からなかったので、T.G.I.FRiDAY'Sの日本のサイトの「お問い合わせ」から、
日本語でメールを送信しました。
(メールアドレスから、おそらくワタミグループ代表のアドレスです。)
3日後、グアム・タモン店からとても丁寧な内容で、乳&小麦を使用していないメニューのリストを頂きました。
思った以上に食べられるメニューが多かったことに、まず、びっくり。
次に、日本のホームページで見て気になっていたメニューについて具体的にお聞きしたところ、
それはグアムでは扱っていなかったにも関わらず・・
同じ味を再現されようと、原材料を日本に問い合わせまでしてくださったとのことで、感激・・。
(いくつか材料の用意がかなわないものがあったので、これ以上の無理をお願いするのはやめました。)
オススメ頂いたメニューのうちの1つか、他のステーキ系希望で、ソースは当日ご相談させてくださいという、
とってもアバウトなお願いをして日本を発ちました。
今まで一連の内容をご対応下さったのは日本人スタッフの方で、私たちが伺う日もいらっしゃるとのこと。
メールでやり取りさせて頂いている時からとても頼もしかったので、これは心強かったです。
入店して名前を伝えると、ローカルスタッフの方々にもきちんと伝達されていて、
すぐにご担当の方がお越しくださり、早速メニューの相談をきめ細やかにさせて頂きました。
私がアバウトなお願いしかしていなかったために、どのメニューにしても大丈夫なよう、
OKリストにあるメニューの材料は、仕込みの段階から完全に分けて、別管理してくださっていたとのこと。
ひゃ~~~~すみませんっっっっ!!!!!!(汗)
でも、日本であってもここまでして下さるレストランは今まで聞いたことがないので、ものすごく感動しました。
食事の提供までの間、子供たちには、バルーンアート♪
色んなバージョンがあるはずなのに、剣を作ってくれるなんて・・
子供達のツボにドンピシャですよ。
店舗一、器用で肺活量もずば抜けている彼。
うちの子供達、すっかり彼が大好きになり、何度もご指名してくまちゃんも作ってもらっちゃいましたよ~~。
グアムに来てやっとおいしいごはんにありつけたことに乾杯!
調理器具や揚げ油のアレルゲンのコンタミが無いポテトは、写真以上にボリューミー!
正直、子供達はこれさえあれば満足(笑)
私がオーダーしたステーキは、子供達に取り分けることが前提なので、よ~く焼いてもらいました。
ソースは酸味のあるトマト系で、辛さもないもの。
温野菜を添えてもらいました。
これにはあらびき胡椒が振ってあったので、軽く取り除かせて頂き、別途頂いたマヨネーズを付けて子供達へ。
お肉は3歳の次男にはまだ無理だったようですが、長男はたくさん食べてくれたので、来た甲斐がありました^^
(他に、夫用にセットメニューをオーダーし、こちらは完全に大人用として頂きました。)
そうそう、ステーキは通常鉄板に載せて提供されるのですが、コンタミ防止のため陶器皿に。
加えてわざわざこの日の朝に、お皿を特別に洗浄までしてご用意下さったとのこと。
そして、今回のためにアレルギーについてかなり熱心に勉強もされたそうで、期待を超えた数々のご配慮・・
お料理の提供だけでなく、何度もお声をかけて気遣ってくださったり、アレルギーの話や震災の話、
その他色々と盛り上がり、友人のホームパーティーに来たかのような心温まるおもてなしに癒されました。
本当にありがとうございました!!
集合写真は一切撮らない派の私ですが、この時はすすんで記念写真をお願いしちゃいました。
一般的にレストランでのアレルギー対応メニューは、専用メニューが決まっていて、
きちんと管理もされているのでそれはそれでとても安心できるものではありますが、
メニューがだいたい似通っているので、どこで食べてもハンバーグとか、カレーとか。。
なので、既存のメニューの中から個別に対応頂けることって、とてもありがたいし、これが旅行先となると、
本当に貴重な存在です。
こういうお店が海外でも、日本国内でも、どんどん増えてくれたら、嬉しいな。
※アレルギーの対応の範囲は、私達が伺った時点でのものとなりますので、
ご利用の際は改めてお店の方と直接ご相談頂きますようお願いします。
また、今回の内容はスタッフ皆さまのご厚意によるものであることを、ご理解頂ければ幸いです。
2日目の記事、まだまだつづきます。