幅広甲高のわたくし。
ローファーはわたくしなんぞが履くものでは無いと気づいていました。
そう、20代前半で。
それが、この靴を見たときから少しずつ
「あぁ、カッコいい。。これならイケるのでは？」
と思った次第であります。
F.lli Giacometti
フラテッリジャコメッティFG254 馬革 ローファー
TABACCO
￥92,000 ＋TAX
踏み切った理由はいくつかあります。
その1 革質。
レザージャケットなどにも使われるホースハイド。
カーフの細かいシワより、コードバンやスエードのようなドレープ状に入るシワの方が好みでして。
かつ、コードバンより肉厚で耐久性もバッチリとなると経年変化を楽しめない訳がありません
その2 ハンドソーンによる返りの良さ
この手のポテッとしたコインローファーで有名なのは
①G.H.BASSだったり②オールデン、ウエストン、クロケットなどなど。
①マッケイではカエリは良いけど、耐久性が、、。
②グッドイヤーだと耐久性は良いけど、リブテープのせいで硬くてカカトが抜ける可能性が、、。
ローファーは紐で固定できない分、カエリが良いのは非常に重要！！
価格は②と同等なのにリブテープを使用しないハンドソーンなら、そりゃハンドソーンを選びますよね〜
その3 妻の冷たい視線からの解放
子供がいると、玄関で紐を締めたり緩めたりするときに感じる妻の視線。。
そんなとき、ローファーならシュッとスマートにお出かけできて、夫婦円満になる訳です。
5年後、10年後、夫婦円満の秘訣は？
とインタビューされたら、
「そうですね〜、ジャコメッティのローファーのおかげですかね。」
と、言ってやります。
最後に、購入から今日までのエイジングをご紹介します。
初日。
本日。
仕事柄屈むことが多いので、シワは早く入りました！
シワが入った方が間違いなくカッコいいです！！
カエリがいいと、つま先の減りもゆっくり♫
色の変化もゆっくり楽しみたいので、
デリケートクリームを下地に入れてリッチモイスチャーで磨いています。
と、ここまで語った訳ですが残りは僅か。
そもそも大量生産しているメーカーでは無いので入荷量も少ないですし、キャンセル待ちも多いお靴でして。
迷っていたら無くなるのは当然ですよね。。
足の小さい方、ご来店お待ちしておりますm(__)m