水星が逆行しております。

 

マイナカードの弱い部分が露見しておりますね。

 

しかし、なぜ保険証を付帯ならければならないのでしょうか?

イタリアもフランスもIDカードという身分証明だけのカードで

別に盗まれても、紛失しても安全な写真入りチップ入りのカード

があります。

それだけでEUはパスポートなしで行き来できるのです。

単なる身分証であり、しかし、住所は日本のパスポートのように

手書きではないので、きちんとした身分証明書となるわけです。

 

それとは別に今までの病歴や薬の履歴をチップで埋め込んだ

写真入りの保険証が存在します。

お薬も薬局をきちんと決めていれば、

そのカードでフランスはたいていの処方箋のある薬は無料なので

支払う現金もクレジットカードもいりません。

 

ホームドクターの清算にもそのカードだけで良いのです。

 

免許証は身分証明にはなりません。

日本のパスポートもきっちりした場所では身分証明にならないのです。

 

マイナカードは盗られたら危険ですよね?

あのカードの意味が私にはわかりません。

 

ポイント?

なんか、商店街みたいな響きですが、利権が絡みすぎていますね。

 

私は住民票は抜いて、マイナンバーカードは返しました。

外国に住んでいる人にはもともともらえるカードではないのですが、

父が亡くなった時にマイナンバーを持っているとかなり簡単に

処理できる問題があるから、きちんと取ったまででした。

 

世帯主の母が亡くなれば私には日本国民であっても

マイナンバーカードは持てないというのが今の状態なわけです。

 

しかし、将来的には日本人であれば外国に住んでいても

マイナカードが受け取れると聞きました。

しかも、税金まで払わなくてはならないと。

なんの税金でしょうか?

 

先日もお話ししたかもしれませんが、

日本はデンマークに次いで世界で第二位の税金の高い国だそうです。

タバコ税やらその他、税金と名のつかないものも多いんです。

そして、意味不明な「手数料」について。

 

私たち在仏にはATMでおろす時に手数料なんて発生しません。

医師の初診料や紹介状にもお金はかかりません。

住民票や戸籍謄本はなぜ無料でダウンロードではないのでしょうか?

 

介護保険は実際、なかなか使わせてもらえないですよね?

あのようなものもフランスにはありません。

がん保険もないです。

国立病院の処置はほぼ無償です。

 

そのフランスが日本よりもずっと安い税金しか国に払っていない

んです。

 

あとは、松川るいさんがフランスに来た件。

なぜにバカンスで重要な人物が出払っているフランスに38名も?

「フランス」という響きの良い国名を利用して

何か企んでいるのかな、と裏から考えずにはいられませんでした。

 

なぜなら、彼女のレポートはそれほどまでに嘘が多かったからです。

 

税金率も間違えてましたし、何よりも私たちの消費税は一律ではないんです。

 

そして、例の西洋のヒステリックなフェミニストが喜びそうな

嘘(勘違いかな❓)にはがっかり。

 

「学校が子供を長時間授業で預かってくれる」

「義務教育が三歳からである」

 

この二つの対策は、別に働く女性へのサポートのための対策ではありません。

在仏なら知っていることです。日本でも新聞記事にもなっていましたよね?

 

学校の休みは日本より多いのです。

先日、アメリカが帰仏したフランス人お母さんが

「あーあ、また子供のシッターさんが必要だわ。

フランスはアメリカより休みが多かったからラクだった」

とはっきりこぼしていました。

 

・そう、「シッターさんを雇う」という考え方が根本にあるのが

大きな違いなのです。

 

・フランス国が助けるのはその「シッター費用」と「お手伝いさん」を雇う費用なんです。

しかし、それも実は少子化対策やらではなく、

「移民の仕事がなくならいないように」というのが一番の目的です。

 

上の松川さんの勘違いはどのようにみなさんに伝わっているのか?

たいていが「写真を撮ったから」で誤魔化していますよね?

写真なんか撮ったっていいんです。

 

国民にフランスの法律を間違えて伝えて、

それを利用して何かするよりは・・・。増税するつもりかな?

そんな心配が私にはあったんですよ。

 

期待していた松川るいさんだからこそ、

ああ、そこ間違えて伝えないでください。

そう言いたいのです。

 

また、先日のメローニ氏の「微笑ましい子連れ外交」を
称賛するフェミニストの多いこと❗️

イタリアはマンマの国ですからね。

母親の愛情が大切なのはわかります。

 

しかし、日本のフェミニストの称賛はわかりませんでした。

あれは、メローニ氏にはできても一般女性にはできないことです。

大企業勤めの女性ができても、街の店員さんやウエイトレスさん、

レジ打ちの女性たちができないことを喜んでも仕方ないんです。

 

西欧のフェミニズムの失敗はたくさんあります。

 

それを私はフランスで見ています。

「イタリアの法律が女に不利だから私たちはアメリカで籍入れる」

そんなスウェーデン人とイタリア人のカップルもいました。

女が男になることがフェミニズムではないんですよね。

 

まぁ、移民問題にしても、フェミニズムにしても、

フランスの過ちを日本に「フランス・モデル」として宣伝されてはたまりません。

フランスの5月危機は確かに一部の良い家庭の子女やエリートの女性たちを

救いました。

しかし、大部分は「男が責任を取らない」シングルマザーを生み出してしまったり、

女性がラクな立場ではいられない社会にしてしまった部分もあるんです。

 

フランスだって痴漢も盗撮もありますし、DVは日本より多いでしょう。

少子化は何人もの妻を連れてこられる宗教の人たちが

たくさん生んでくれることによって解消されました。

しかし、その子供たちは疎外感を覚えてテロに走る・・・(マクロン氏

の三歳からの義務教育決定時のスピーチ)と続くのです。

 

はっきり言って、

暴動の起きている国に研修にくる気持ちは私はわかりません。

 

あとはフェミニズムについて。

女性がラクになること有利になること、男性との肉体面でのハンデをもらう

ことをどうか指標として考えてください。

例えば・・・

「シッターさんを雇っても姑や夫がおこごとを言わないメンタリティー」

のある社会にすることです。

介護は嫁がなんてとんでもないですね。

介護をしっかりと国にはやってもらいたい。

そのような基盤にまずはして欲しいです。

 

私自身、有名人(お金のたくさんある)の介護自慢は大嫌いです。

認知の父の介護は母にとってかなりの負担でした。

それでも、認知は歩けますから介護保険の一級さえもらえません。

お金を出しても施設に入れないというわけです。

そこで苦労するのは家族と安いお金で働かれているケアマネさんなどです。

 

そこは私自身の体験としてしっかり見て来ました。

 

********************************************************************************

 

とにかく、私は「日本の働くお母さん、ラクしてくださいね」

と言いたいです。

ママ友どうしの張り合いやドラマだけの話でしょうけど、

他の人を見ないようにしましょう。

そして、助け合いましょうね。

 

*************************************************************************

 

はっきり言うと「お受験」よりも「英語」「中国語」などを習わせて

外国人を身近に置くほうが将来のためになると思います。

グローバル社会で英語が苦手なのは極東でも日本人だけになってしまいました。

と言いますか、完璧な英語を話そうというアジア人なんてそうそういないんです。

「通じればいいや」なんですよね。

だから、日本人にもできるはずなんです。

 

とにかく、英語のニュースと日本のニュースの温度差、視点の違いを

わかるようになってください。

日本のメディアは私は信じません。

嘘を書いているのではなく、「視点をずらす」記事や「幼稚な記事」

が多すぎるのです。

 

マスコミはダメとは一言には言えませんが、

リテラシーを育てるようにしましょうね。

私も含めての自戒の意味です。

 

では、次回は明るい話題をご提供したいと思います。