ハワイでヨガを学んできた
プラーナチャクラヨガ認定講師
全米ヨガアライアンスRYT200取得
静岡市の岩科理恵です。
毎日暑い日が続いています。
高温多湿の夏に体が対応しきれずに、だるさ、疲労感、食欲不振、むくみ、熱っぽさ、イライラなどの身体の不調が夏バテです。
これらの主な原因は、自律神経の不調・水分不足・胃腸の働きの低下です。
体は、体温を一定に保つためにエネルギーを消費し、それが度を越すと耐えきれず体温調節ができなくなって熱がこもり、様々な不調となり現れます。
この夏バテ予防にも、ヨガが役立ちます。
○ヨガは自律神経を整える
現代は冷房という便利なアイテムのおかげで快適に過ごせる反面、自分で体温調節出来る機能が衰えているので、汗をかけない方が増えています。
実はこれこそが自律神経の不調となっています。
外気との温度差でだるくなったり、それが長引いたり、やる気が出なくなったりと精神面にも及びます。
ヨガは自律神経を整える効果がとても高く、特に副交感神経を優位に働かせてくれます。
体は発汗することで体温調節を行いますが、汗をかくのも自律神経なのです。
自律神経が不調を起こすと、発汗機能も低下してしまいます。
自律神経系を整えるためにお勧めなのが『呼吸』です。
この呼吸だけが、自分でコントロール出来る自律神経なのです。
○深い呼吸を行うために
深い呼吸は、正しい姿勢があり行えるものです。
そのためヨガのポーズは非常に効果的なのです。
この深い呼吸により、内臓がマッサージされ、内臓が温まり消化を促してくれます。
消化には熱が必要であり、低体温では消化不良を起こします。
冷えたものを食べがちな夏にこそ、適度に体を動かすことも必要です。
激しく動くのではなく、緊張をほぐし深い呼吸ができるよう体を整えることも可能です。
そこにヨガのポーズ『アーサナ』役に立ちます。
体ほぐし、整え、深い呼吸をしながら心身を休める時間をほんの少し取り入れることで、疲労を軽減し、体と心のバランスをとることが可能となります。
お勧めは、ほぐしと緩めをメインに、肩首、股関節、背骨、腰ひねりなどです。
簡単な内容でも、代謝アップ、冷え対策に十分役立ちます。深い呼吸を意識しながら動いてみましょう。
○水分補給もセットで行う