JOHNNY GUITAR ~ジャニー・ギター~ | 美肌ジャズタイム

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『ジャズをもっと身近に』をモットーに、歌とフルートで活動している日本の女性ジャズ歌手若生りえのブログ。ジャズの歌詞について語っています。

JOHNNY GUITAR
~ジャニー・ギター~
1954年
作詞/ペギー・リー
作曲/ヴィクター・ヤング

《映画『大砂塵』のテーマ曲》


映画『大砂塵』というのは西部劇なのですが、

そのテーマ曲として有名な

ジャニー・ギター。

 

日本ぽく言うとジョニーともいう方が

なじみがありますが、

この作詞をしたペギー・リーが

色っぽく音譜ジャァニ~ギタ~音譜

とせっかく発音してくれているので

ジャニーに統一しますね!

 

この女を泣かす悪い男。

そしてさすらいの男(ちょっと表現やや古)で

やはりいい男。

流れのギター弾き、ジャニー。

 

実際のストーリーは

ジャニーというよりも、

彼を巡っての二人の女性が主人公


そのジャニーをめぐって、

二人の女性同士の壮絶な取り合い・・・

いや、そんな甘いものではなく、なんと

撃つぞ!撃ち合いビックリ!のシーンなどもあり
当時もこのシーンが話題だったそうです。

 

 

≪見た目ハンサムおからキリッ中身は乙女おとめ座

しかし、この主人公のヴィエンナという女性。

すごく綺麗キラキラ


なんというか、西部劇の女性って

あまり綺麗とか色気があるとか

考えても見なかったのですが、
さすが女主人たった一人で

この店をきりもりしてきました!

って感じです。

 

なんというか、

男たちを相手に、

女一人で店を切り盛りしていくのには

強さも必要。

 

で、強く、逞しくなってしまう・・・。

 

でも、彼女も女性なんですね。

この映画では

ジャニーへの愛ゆえ、ともいえる

この芯の強い女性。

 

でもそんな芯の強い女性でも、

やっぱりジャニーの前では

ただの一人の女性おとめ座ラブラブ

 

武骨で不器用。

愛想はないし、一見冷たい。

でも、本当は心は優しい・・・。

 

「自分、不器用ですから。」

高倉健さんを思い出してしまいました。

私だけネコ・照れる

 

話がそれましたが、

ジャニーです。

 

彼の良さはなかなか

普通の人じゃわかりにくいけど、

違うのよ。

私は知ってるの。

彼は、本当は心根の優しい男なの。

そう。私だけが・・・

私だけが、本当の彼を知ってるのよぉ~~~!

ジャ~ニ~~~♪

 

みたいな世界ですかねうーん(汗)

 

女一人で店を切り盛りしてきた
見た目ハンサム、中身乙女な彼女は、

いわゆる、キャリアウーマンの

さきがけといえるのではないか?

 

などと色々と考えながら、

ちょっとハンサムウーマン的に

訳してみました。

 

やっぱり、ペギー・リーですね!


それでは西部劇の女性になったつもりで、どうぞ!!

【英語歌詞】
Play the guitar 
Play it again 
My Johnny
Maybe you’re cold
But you’re so warm inside
I always the fool for my Johnny
For the one they call JONNY GUITAR
Play it again JOHNNY GUITAR

What if you go
What if you stay 
I love you
What if you’re cruel
You can be kind 
I know
There was never a man like my Johnny
Like the one they call JOHHNY GUITAR
Play it again・・・

JOHHNY GUITAR

 

作詞をした、女性歌手ペギー・リー

【日本語解説・若生りえ】

 

ギターを弾いて
もう一度弾いてよ
私のジャニー

確かにそっけないけれど
でも、ちゃんと心の奥に

ぬくもりを秘めてる人

私の心をいつも奪い続けてきた男
それはジャニーただ一人だけ
魂をゆさぶるギターを弾く男
それはあいつだけだと人は言う
それがジャニー・ギター
もう一度聴かせてよ
ジャニー・ギターを

あなたがまたどこかへ行こうと
いつまでこの街にいようと
そんなこと関係ないわ
愛してる

無情にみえるけれど
本当はちゃんと優しく出来る人なのよ
私は知ってる

ジャニーのような男
他にどこを探したっていないわ
誰をも魅了する
理屈でなく魂に響くその音色
誰もがこう呼ぶわ
それがジャニー・ギターなのだと

もう一度聴かせてよ
その音色を・・・
ジャニー・ギター