ここでの解釈は、私、若生りえがあくまでも歌手として歌わせて頂く際の、一つの歌詞の世界であり「こんな気持ちで歌わせて頂いております」という一つの意思表示です。この世界の認識を押し付けたりするものでもありません。あくまでもご参考までに。また文章をお使いになる場合はお手数ですが、ひと言ブログへコメント頂ければ幸いです
ジョフリー・パーソンズ Geoffrey parsons 1959年
【マイケルジャクソンの一番好きな曲だった!】
この曲の作曲者は、喜劇王として有名なあの『チャールズ・チャップリン』です。
1936年に、彼の有名な映画『モダン・タイムス』のために作曲されました。
映画俳優、映画監督、そして作曲家など、数々の才能で人々を笑顔にした、 偉大なエンターテイナーです。
彼の作品というのは、喜劇、笑い、というような表現がされますが、 それと同時に、不況時代の貧しい人々、戦争や悲しみ、 そして権力への抵抗を描くことによって、 幸福とはなにかを問うような映画が多いですよね。
まだ多くの人々が貧しかった時代に、希望を持たせるような、 そんな存在だったんだろうな、と思います。
歌詞は1954年にジョン・ターナーとジェフリー・パーソンズによって 書かれました。
「さぁ、笑ってごらん!たとえ辛い時も。さぁ、笑って。くじけそうな時も。 笑顔でいればこそ、いつかきっといい出会いや生きがいに巡り合えるはずだから。」
そんな歌詞が出来上がった時に、チャップリンが自ら『これは君が歌うべきだ。』 という手紙を送った人物がいます。
それが、ナット・キング・コールでした。
彼の名唱はチャップリンの想像通り、多くの人々の心に響き、 ジャンルを超えて今でも歌い継がれています。
余談ですが、あのマイケル・ジャクソンも一番好きな歌だったそうです。
【笑顔がテーマだけにCM等でも】
最近では、エルビス・コステロやロッド・スチュワートの歌で、CMやテレビなどでもすっかりおなじみですよね?
もともとは、1936年のチャップリンの映画、「モダン・タイムス」で、チャップリン自らが作曲しました。
そこに1954年、ジョン・ターナーとジェフリー・パーソンズが歌詞をつけ、チャップリンがナット・キング・コールに「ぜひこれを録音すべきだ」と手紙を書いてよこしたのだとか。これがやっぱりヒットしたんですねぇ。
しかし「笑う門には福来る」とは言うものの、なかなか生きていれば公私ともに悩むのが人間ですよね。しかも、そんなときには、隣の花もなおさら赤く、きれいにみえてしまいがち・・。
そして、しまいには「あ~あ、どうせ自分は~」とか、「はぁ~、あの人はいいよなぁ~」などなど、比べる対象の人の『たまたま自分よりも光っている部分』だけを挙げて、ついつい、嘆き節の一つや二つも言いたくなる。
まぁ、生きていればそんな時もありますよね!
この歌の中でのスマイルは、ニコパチの笑顔や、お笑いをみてガハハと笑う時の笑顔などというのとはちょっと違って、むしろ逆で『たとえ辛いことがあっても、そんな顔を他人に見せてはいけないよ!』というようなスマイルのようです。
どんなにつらい時でも、鏡を見て、ちゃんと笑顔を作ってから、社会では大人の顔をして『やせ我慢の美学』で頑張って乗り切るときの笑顔、微笑み、といったところでしょうか。
ただ、今のように災害やコロナの中でいる渦中はなかなか難しいときもあります。ちゃんと悲しむことは大人こそ大切。
ちゃんと悲しんだあと、もう一度立ち上がろう!
そんな時の歌じゃないかなぁ、と思っています。
今、日本の医療の現場でも『笑う』ということが人にとっていかに大切か、いかに心にも体にもいいか、ということが、本気で研究されているようです。
それならいいですよね
![ウインク](https://emoji.ameba.jp/img/user/le/lenanikki/12252.gif)
![ぱちぱち](https://emoji.ameba.jp/img/user/la/lazyholic/437381.gif)
![拍手](https://emoji.ameba.jp/img/user/mr/mrskyui-1980/4315492.gif)
だからこそ、形だけでも笑顔にしちゃって、あとから、心を追い付かせる、という方法でもいいんだと思います。
『そんな辛い日も、いつか、必ず、報われる日がくるから!』と言ってくれているようです。
![キラキラ](https://emoji.ameba.jp/img/user/mi/mii-happiness/907174.gif)
やはり、一番はナット・キング・コールで!
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
【若生りえ・解説】
さぁ、笑って たとえ辛い時でも
そう、笑うんだ たとえくじけそうになっても
空を雲がおおっていても 笑顔を忘れずにいれば
きっとどんな困難だって乗り越えられるさ
もしも君が いつでも心に笑顔を忘れずにいれば
将来への不安やつらい事にだって
自分に負けないで ちゃんと立ち向かえるはずさ
そうすれば明日にでも お日さまはニコニコと
君に笑いかけてくれるはずだから
いつも喜びに満ちた笑顔で
顔を輝かせているんだ
悲しみの影なんて 人に見せちゃだめだよ
たとえ涙がこぼれそうになっても
そんな時こそ 頑張ってでも笑顔でいるんだ
そう、君は笑顔のほうがずっと素敵さ
泣いたって、何の役にもたたないだろう?
どうかこのことを信じていてほしい
いつも笑顔を忘れずに生きていればこそ
素晴しい出会いや生きがいに
めぐり会えるのだということを・・・
SMILE 曲1936年・歌詞1959年
Smile tho’ your heart is aching
Smile even tho’ it’s breaking
『What a diff'’rence a day made ~縁は異なもの~』
若生りえVo&;Fl、細野よしひこgt、堀秀彰pf、香川裕史bs、田鹿雅裕ds
♪美肌ジャズナンバー
『Smile ~スマイル~』
若生りえVo&;Fl、細野よしひこgt、二村希一pf、ジャンボ小野bs、田鹿雅裕ds
♪コメット電機からのお知らせ曲
『Route66 ~ルート66~』
若生りえVo&;Fl、細野よしひこgt、堀秀彰pf、香川裕史bs、田鹿雅裕ds
♪エンディング曲
『The days of wine and roses ~酒とバラの日々~』
若生りえVo&;Fl、細野よしひこgt、二村希一pf、ジャンボ小野bs、山下暢彦ds