日刊よむよむ

日刊よむよむ

すでに日刊ではありませぬが、のんびり更新していきます

Amebaでブログを始めよう!

娘もはや中3になってまして
この夏は絶賛オープンスクール祭りでした
体験入学とも言いますな
この週末でようやく完走
全部で6高校行きました
多いぞッ
大抵は1〜2高校だと思うんだけどなあ

このうち1校は

学習体験と部活動体験とで

2回参加

てことは7回出かけたのか



最近は

高校のスクールバスが

中学校まで迎えに来てくれるところが多いから

助かる〜

そして

お昼ご飯も出してくれるところがあるから

助かる〜

さらに

お土産として自校のオリジナルクリアファイルをくれる高校もあるし

いろいろ比べることができて

興味深かったなあ




どこもいいとこざんねんなとこがある

それはアタリマエ

彼女がどこを選ぶか

楽しみ

毎日行くのは彼女だから

納得いくところを選んでほしいな

ってか

選ぶことでしょう

現在

吟味中なり



ついに

ついに

読み終わってしまった



ほぼ1ヶ月

ずっと図書館で借りっぱなしだった

こんなにかかるとは思わなかった

でも

中島さんが生まれた時から

最期の時まで

ずっと立ち会えた感覚

著書の里中さんの力量が素晴らしい




そして

喪失感半端ない

言い換えれは

やっと喪失感を味わえるときがきた

ってことだね




たくさんの作品を

あの時代に読めたこと

ありがとうございました





娘の付き添いで

久々に市立図書館へ

自宅からすぐのところにある町の図書館より

蔵書が多くて

ワクワク



そこで

導かれるように

たどり着いた本が

これ


「栗本薫と中島梓 世界最長の物語を書いた人」

(里中高志著/早川書房)




わーーーーって

すぐに本棚から抜き取り

その場で立ち尽くして

そのまま読み耽った




うーん

どこから記そうか




高校生のとき

帰宅途中に

ふと

本屋に寄り道


なんでかわかんないけど

すーっと文庫本の棚に行き

目の前にあった本が

「ぼくらの時代」(講談社文庫)



自然に手に取り

ぱらぱらと見た後

すぐにレジへ



本に呼ばれる、

とかって表現を

その後何度か目にしたけど

まさにあれがそうだったなあって

思う



その後は

喉が渇いたときに水を求めるように

栗本薫さんの本を

読み耽った



そのなかで

「グインサーガ」(ハヤカワ文庫)とも出会い

あの世界に行きたくて

あの世界での人々がどうしているのか気になって

どんどん読み

ファンクラブというものにも

人生で初めて入り




栗本薫さんの当時の著書はすべて読破したと思う

お陰で

馴染みのなかった時代物にも触れることができ

読み物のジャンルが広がったなあ




そっから

SFマガジンとかも読むよーになり

時間さえあれば

本読んでた

ひどいときは

同時在籍してた吹奏楽部の合奏中とかも

読んでたなあ

皆さんごめんなさい

打楽器担当だったんで

出番が超ないときだけね

1日1〜2冊のベースで

いろんな本を読んでた



栗本薫さんのおかげです



中島梓さんは

全く文体が違うので

別人格と同時捉えてて

ほとんど読んでなかった

栗本薫さんが文字化してくれるあの世界が大好きだった




社会人になると

時間的にも精神的にも

物語の世界に入ることが難しくなり

専らエッセイとかルポルタージュとか

読むようになり


栗本薫さんだけでなく

物語を読まなくなった



ってこう書いてるけど

今気づいたんだよねー

今の家に

栗本薫さんの本が1冊もないこと

全部実家だ

学生時代に読んでたから

グインサーガも

社会人になってからは読んでない

出てることは

本屋さんに行くたびチェックはしてて

あー栗本さん

ずっとあの世界を紡いでくれてるって

思ってた




栗本さんと中島さんの訃報を

耳にしたのは

育児と仕事とで

まだまだバタバタしてた頃で

と一旦時が止まった感覚があったんだけど

現実はそんなことを許してくれる余裕はなく

ずーーーっと気になってるけど

しまってあること、

って感じだった




ついに対峙するときがきた

って感じ



読むの

楽しみ