今までの経緯を書いた記事はこちら→☆
いろんな想いを抱えながらの治療継続でしたが、年内で終わりと思いながらやり続けた治療で、運良く、授かることができ、クリニックを卒業しました。
そして、先日、安定期を迎えることができ、現在、16週4日となります。
治療を継続した時、このブログには何も書いていませんが、12月になったら、どんな結果でも、経緯は書こうと思っていました。
こちらが治療継続後の結果です。
【41歳9ヶ月】 採卵10回目
両角レディースクリニックに転院
セロフェン+フォリルモン注射誘発
→凍結(1個)5日目胚盤胞4BC
【41歳10ヶ月】 採卵11回目
両角レディースクリニック
セロフェン+フォリスチム注射誘発
→凍結できず
【41歳11ヶ月】 採卵12回目
加藤レディースクリニックに転院
クロミフェン+HMGスプレー誘発
→凍結(2個)
【42歳】 移植4回目
加藤レディースクリニック
完全自然移植→陽性
【42歳2ヶ月】 卒業
加藤レディースクリニック卒業
【42歳4ヶ月】 現在
安定期を迎える。
治療をしていた時は、クリニックを卒業したら、少しは安心するかなと思っていましたが、ずっと不安な気持ちが続いていました。
すっかりネガティブ癖がついてしまったようです。
ようやく安定期を迎え、妊婦になったのかなと思えるようになってきました。
私の治療は、タイミング法から開始して、AIHをせず体外受精に進み、途中で、リフレッシュを兼ねて、タイミングとAIHをいれましたが、ひたすら、採卵を続け、凍結できない日々でした。
凍結できないと移植できない。
移植できないと、妊娠は当然できない。
貯卵なんて、夢のまた夢。
凍結できないと治療をしていて、喜ぶタイミングがまったくないんですよね。
凍結できれば、凍結できた喜びを味わうことができるのに、凍結できないと辛いだけ。
ホルモン値が良くても、卵胞がいくら複数個見えても、体質改善を頑張っても凍結できない。
誘発を変えても、卵子の質は変わらないと、採卵を淡々と続けるしかないと夢クリの先生方に断言される日々。
いったい、いつになったら、凍結できるの?
スタート地点(移植)にすら立てないことが本当に辛く、お金だけが出ていってしまう虚しさだけで、希望がまったく見えず、私の場合、凍結できなかった日々は、流産よりも辛かったです。
なので、私の経験がどなたかの参考になるとすれば、凍結できないのが悩みの方かもしれません。
凍結できない理由というのもいろんなタイプがあるようです。
私の場合、(結果論ですが)誘発の種類と培養液がかなり大きく影響しました。
新橋夢クリニック
大好きなクリニックでしたし、技術力もあるクリニックですが、夢クリの主流であるフェマーラと恐ろしく相性が悪く、採卵回数は一番多いものの一度も凍結できませんでした。
でも、夢クリの先生は、院長をはじめとして、誘発で卵子の質は変わらないと断言されます。
確かに、お友達を見ていて、体質改善を頑張った結果、凍結できている人も大勢います。
だからこそ、私も、先生方の言葉を信じて、体質改善を頑張っていましたが、フェマーラでは、凍結はできなかったです。
加藤レディースクリニック(KLC)
結果的に採卵2回とも凍結でき、合計3個凍結できているので、クロミフェン+HMGスプレー(KLCオリジナル)との相性が良かったです。
妊娠できたたまごは、ここで採卵したたまごです。
両角レディースクリニック
そこそこ刺激をして、卵胞を複数個育てました。
2回採卵をして、毎回刺激を変えた結果、1個凍結することができました。
うち、1回の採卵では、かなり刺激して、卵子もそこそこ取れましたが、凍結できなかったので、やはり誘発が影響しているようです。
長く、夢クリにお世話になりましたが、思い切って、転院をして、誘発を変えることで、凍結することができ、妊娠することができました。
治療はやってみないと自分に合うかどうかわからない。
人に合うものが自分に合うとは限らない。
体質改善の努力は絶対に必要!
ホルモン値は参考程度に・・。
これが治療をしていて感じたことです。
結果として、私の体外(顕微)受精は、
採卵 12回
移植 4回(新鮮分割胚移植1回、凍結胚盤胞移植3回)
移植3回のうち、流産 1回、化学流産 1回
となりました。
体外受精を始めて、卒業までは、2年4ヶ月です。
また、詳細は数えていませんが、刺した卵胞は100は軽く超えています。
ほとんどが無麻酔で、これは本当に頑張ったな~と自分を褒めてます。
だって、痛かったもの。。
取れた卵子は、正式に数えてないけど、50個程度かな。
そのうち、胚盤胞で凍結できたのは、5個で、胚盤胞凍結率は、だいたい10%でした。
ちなみに、夢クリ(フェマーラ誘発)では、複数回の採卵で、卵子28個培養して、凍結は0個でした。
今回、妊娠がわかった時、
諦めないでよかったね♪
と友人たちが言ってくれました。
もちろん、すっごくいろんなことを頑張ったんだけど、その中には、治療を終わりにするときの自分の気持ちの整理の為・・・というのが大きくあったので、
諦めないで頑張ったのは事実。
でも、授かるためじゃなく、諦めるために頑張っていたのもある。
だから、申し訳ないというか、なんというか、うまく説明できないけど、複雑でした。
友達をだましてたみたいな。
そんな感じ?
このブログを通じて、たくさんの人と出会いました。
治療は辛いことの連続だったけど、皆さんとの出会いで救われました。
本当に、ありがとうございます。
私もまだ安定期に入ったばかりで、早産リスクもあるため、無事に出産できるかまだまだ心配です。
私も含めて、妊活中全ての方がママになれますよう、心から願っています。