ポンピドゥー・センター傑作展―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで

{69AC84F7-A632-4E35-9B3E-A7ED5A111904}

ポンピドゥー芸術文化センターとは

{A528E7F2-920E-4B79-AA29-B594432887CC}

パリの中心部にある奇抜なデザインが印象的なポンピドゥー芸術文化センター。
最上部からは360度の美しいパリの町並みを一望でき、代表的な観光ポイントのほとんどを見渡すことができパリの観光スポット。
今回展示室には模型が飾られて工事の様子なども知ることができます。

展覧会の最初を飾るのは、ラウル・デュフィの描いた「旗で飾られた通り」(1906年)。

{AA32B45C-8859-4D72-B06B-D9ACF1AD38ED}

リズム感あふれる作品を見ながら、今回は20世紀に登場した“イズム”などを、1年ごとに1作家で1作品を選び展示されてます。アートのタイムラインのようで楽しい企画。

ポスターにあるパブロ・ピカソの1935年の作品「ミューズ」はこのたび日本初公開❣️

{F9A97CB5-BEA7-4BB5-9E9A-377E4B467BFF}



この絵に登場する女性や心境は当時ピカソにとって複雑だったよう。
室内にいる二人の女性とは❓
一人は頭をテーブルの上にのせて眠っている姿で描かれ、もう一人は鏡に映った自身の姿を描いているようですを
眠っている女性は1927年からピカソの愛人だったマリー=テレーズといわれている。
マリー=テレーズの妊娠が関係の冷え切っていた妻オルガと別居するきっかけとなったとか

ちなみにピカソの言葉は「私は、他の人たちが自伝を書くように絵を描いているのです」壁に書かれます。

その後も、ブランクーシ、デュシャン、シャガールなど、言わずと知れた巨匠たちの作品が並びます。

マティスにとって「室内」は非常に重要なテーマ、バックの赤がインパクトあり、本作品は室内を描いた最後の1点でした。


{0C3AC7E6-58D5-4933-817D-16DB64FBFF7D}

黒い輪郭線が、強烈な赤い背景から浮き出るかのように見事に表現されているが印象的❣️


{15753370-E6D2-4A61-8DA7-6532C67A8ABE}

【開催概要】
ポンピドゥー・センター傑作展―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―
会期:2016年6月11日(土)〜9月22日(木・祝)
会場:東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
9:30~17:30 
※金曜は20:00まで 
※8/5[金]、6[土]、12[金]、13[土]、9/9[金]、10[土]は21:00まで 
※入室は閉室の30分前まで