掛け値なしに素晴らしいライブだった。
堂々たるエンターテイメント・ショー。
訳あってw、半年以上疎遠になっていたねぎ現場。
久しぶりに見るねぎっこは、野音のスケールに一歩も引けを取らないグループになっていたように思えた。
自信に溢れ、心からステージを楽しんでいるように見えた。(実際は緊張していたのだろうけど)
2012年の夏のある日。
都内の雑居ビルの地下、キャパ100人ほどのライブ・スペース。
大きな期待、決して小さくはない気恥ずかしさw、そして少々の不安を感じながらの初ねぎ現場。
まあ予想以上の楽しさにまんまと魅了されたのだけれど、そのライブで確かNao☆ちゃんがこのようなことをMCで言っていたと思う。
「いつか、こういう小さな会場でライブが観れたことを、皆が自慢できるような大きなグループになる!」
その時は叶うといいねと思いつつ、でもそれは無理なのでは?と感じたことを正直に記しておく。
その時点で9年のキャリアにして、その程度の規模。
そしてパフォーマンスが完全生歌ではなく、所謂被せだったことに少しばかり失望していたせいかな。
それから三年。
日比谷野音をネギライトで埋め尽くした、ねぎ。
8人の手練れバンドをバックに、そしてゲストで田島貴男氏が嬉々として登場するライブをするまでになった、ねぎ。
「諦めなければ夢は叶う」という途方もない言葉を着実に実現しつつある、ねぎ。
何かね、普段はこういうこと思わないんだけど。
大舞台で堂々と振る舞う三人の姿を見ていたら、こんな感慨が湧いてきてねぇ。