いつもよりおいしいゾ★息子が採って来てくれたおいもでさつまいもご飯♪
・・・とかいう
ラブリー♥なブログにならないのはこのブログ上いつものお話。
でも、おいしかったのは確かです。
いつもより。
左京の幼稚園で、年長さんみんなで育てていたさつまいもを掘る「いもほり」の日があったんですね。
汚れるし、その日だけ必要なもちものもある。みんなそれなりの準備をして登園するのです。
もちろん、園児が1から準備できるわけじゃなく、母親がして持たせる。
で、
あたしがその準備を一切合財忘れた件。
Richard won 32歳のブログにようこそ。
運動会に体操服を忘れるほどのレベルではないのですが、やはり思い出した瞬間にちょっとヒヤッと来るレベル。
自分だったらいいんです、あたし結構「やばっ」と思うこともあんまりヒヤッとしないタチ。
すぐにどうにかなると思う。
だから、就職活動中の面接に通算3回くらい遅刻してる。
* 社会人として問題
(で・・・でもね、そういうときほどうまく力が抜けるのか受かるのよ。言い訳だけど)
でも、それが自分以外となると違う。
夫のシャツとか店パンツ(店で履くトランクスではなく、ユニフォームとして履くズボンのことです)とか洗い忘れても
結構どきっとするけど、まあ相手は30歳なのでそのあたりうまく越えていただいてきた。
すみません旦那。
5歳だと、全然違う。すみません息子、というだけじゃ済まん。
いろいろ想像しちゃうわけ。
違う状況にいきなり放り込まれた我が子のことを。(しかも、自分のせいで。)
スモックだけは幼稚園常備だからいいけど、長靴とかスコップとか二重にして名前書いた手提げビニル袋とか。
そんなのは常備してるはずもなく。
朝にでも気づけばすぐに持って行ける距離なのですが、気づいたのは降園時刻30分前。
確実に掘り終わってる。芋上陸してる。
何故そこで気づいたかというと、トイレに入ったからなのです。お迎え行く前にいっとこうと。
それで、壁にかけてあったカレンダーを見た。そこには、あたしが、他ならぬあたしが幼稚園行事を書き込んである。
ひらがなで、おいもほり と。
忘れないようにと書いたけれど、ひっさびさにこういうのに書き写したけれど、そうだ、忘れてた、あたし
書き出したら逆に『もう忘れないし』って安心してぽっくり忘れる派
だった。
(懇親会とか、果ては1度参観日まで忘れてて友達のメールで呼び出されり。)
いますか~
同じ派閥のひといますか~
ここしばらくは大物の忘れ物がなかったのに、がっくり。
思い出せば去年、年中の頃、幼稚園に到着するあたりで左京の水筒を忘れたことに気づいて
「今日はお茶じゃなくて水道のお水でがまんしてくれる?それか、飲みたいときに職員室の先生に頼める?」
とお願いしたときには
「やだ。もってきて(`・ω・´)」
というお答えでした。
その他、あたしが何か入れ忘れると「ママ、いれわすれてたよ!」としっかりあたしを責めてた左京。
ほんとは、お荷物は、自分で用意するんだけどね・・・なんてあたしは言いつつもやはりねえ。
園児の忘れ物は親の忘れ物ですよ。小学生になるまではそうですよ。
年長さんになってからは、明日はなにが必要なんだよ、あれを明日持っていくんだって、と言ってくれる日も多いんです。
それで忘れたらやっぱもうあたしのせいです。
夜ゆっくりと明日のしたくをしてから寝る、なんていう生活を作ってないのもあたしのせいです。
いやね、昔からほんとーにそういうのが苦手なんです・・・旅行のしたくも当日の朝まで現役ですの事態。
自分で召集した打ち合わせのレジュメとかも当日の朝作ってる。この先なんとかしないとね(今からしろよ
実は、いもほりの持ち物も前日に左京が説明してくれてた。
なーのーに
完全に抜けてた。
園で借りられるようなものばかりだったらいいけど、「長靴」とか「二重にした袋」とか入っちゃってるし。
左京は決してそういうときに「ないよう、うわ~ん!」と泣き出すタイプじゃないんですが、
それでも結構パニックになっていないかなあと心配になりました。
だって、たぶんクラスでひとりだけとかいう事態かもしれないぜ。
それで、心配だし申し訳ないながらも興味が湧いてしまいました。
そういう時どういう対応ができる子になってるんだろう。
お迎えに行くと、左京がいつもの「ちょっとにやり」程度の笑顔であたしを見つけました。
やっとママがきてくれたー!的な万遍の笑みじゃあないんだよ、いつもね。
「左京ごめん!ママおいもほりの支度忘れちゃってたよ・・・」
左京はさくっとひとこと。
「べつにだいじょうぶだったよ(・∀・)」
それから左京は教室を出てテラスを歩き、さくっと靴を取りに下駄箱に向かいました。
あたしはちょうどいた担任の先生に(お迎え担当の先生はいつも違います。この日はたまたま左京の担任の先生)
もうなにもかも忘れてしまってすみません、と謝りました。
先生は笑って「だいじょうぶです~!土が乾いていたので、靴もそんなに汚れなかったと思います!」と言いました。
急いで靴を履いている左京のところに向かうと、左京はあたしに
「これ、おいも。恐竜みたいなかたちの取れた」
と言って白いビニル袋を渡しました。
「ごめんね左京・・・ママ、全部忘れちゃってたよ・・・」
あたしがもう一度謝ると、左京は言いました。
「忘れてもだいじょうぶだったよ。長靴なくても靴でやったし」
「他に忘れた子いた?」
「誰もいないけど」
やっぱり。
ぱりぱり。
「ママが入れ忘れたんだ!って思ったでしょ?ごめんね?」 さらにしつこく訊くと、
「ないなあと思っただけで、
ママのことは思いつかなかったよ(・∀・)」
それはそれでちょとさみしーが(笑
一緒にいたママたちが、
「うちの子だったらパニックに陥って泣いてるよ!左京でよかったね!!」
と言ってくれました。
やだそんな・・・
(でも、よかったと思った始末)
予想以上に慌てた様子がなかったので、びっくりしました。
責めないし・・・
そして、たまたまこの日個人面談があったので、あたしは聞いてみたんです。左京がどんな様子だったのか。
左京は友達のママに任せて園庭で遊ばせて貰っていたので、心置きなく聞いてみました。
もちろんもう一度謝ってからですが。
先生はその時の左京の真似をして、ちょっとおどおどした感じで低めの声で
「『ど・・・どしよ・・・先生・・・なんもないけど・・・』って感じでした!」
と楽しそうに言いました。
それから先生はんふふ・・・という感じで低く笑いながら
「『なくてもだいじょぶだよ・・・うふふ・・・』って答えたら、『そっか・・・うん』と安心した感じで、みんなが長靴を履く時には
ささっと下駄箱に行って自分の靴を持ってきていました!」
どうやら(幼稚園的でない)低い声同士の会話だった模様!!
でもね、そうだよね、そうだよね、そこまで完全クール5歳児だったら困っちゃうよね。
翌日の晩にさつまいもご飯にしました。
ビニル袋には、(本来あたしの字で書いてあるべき)左京の名前が書いてありました。
左京の字で、 さきょう って。
なんか親業やってると、そんだけも泣けるんですけれども。親病?
ああ、でもかっこいいなあ、かわってくれたなあって思っちゃいましたね。
ちょっとびっくりしたこととか困ったこととか全然説明しないあたり、左京らしすぎるし。
結果大丈夫だったらそのあたりはスルーなタイプなんだなあって再確認。
別に意識してあたしに言わないようにしてるんじゃなくて、気にならないから言わないんだ。
総てが総てそういう感覚だと困ることも人生にはあれど、でもちょっと安心したあたしでした。
しっかりしてきてんじゃん。
でもだからこそ気をつけなきゃ。
あたしは、左京が言葉にしない言葉を逃さないように注意深く、注意深く居るべきなんだ。
忘れ物にも気をつけろ。(そっちが先
そんなん含めると、おいしく感じずにはいられない息子のさつまいもごはん。
でした。
後日談。
翌週月曜日。
左京は寝起きごろんごろんでうだうだしていたのですが、でも言いました。
状況としては「息も絶え絶えに」というのが一番合ってるな。別に息は絶え絶えじゃないけど。
眠気ゆえの意識絶え絶え。そんな状況で、寝起き開口一番。
「ママ・・・今日は・・・」
え
気持ちが悪い?
どこか痛い?
幼稚園休みたい?
「スモックと・・・赤白帽子と・・・野菜・・・持ってく日・・・」
ママが信頼できない?
(正解)
そこまでしてがんばって言うか、
と。思いましたけれども・・・
移動動物園だったのです。
あたし、きっちりキャベツとにんじんをスティック状にしたものを袋に入れてあったんですが!!
「だいじょうぶだよ~」
と。言いましたけれども・・・
大丈夫じゃないかもしれない自分がいるから、あなたが正しい。
ごみが見えるのでボツにした写真。(で、結局載せたら意味がない) しゅみません。
あと、いつも以上に記事長くてすみません。この件でこんだけ長く書けるのってあたしくらいだと自負してる。
※こどもの顔が明らかに分かる写真をネット上に載せることは大変危険です。私の場合、次男はまだ保育所に預ける等長時間離れることがなく、
かつ今後顔に変化のあると考えるため載せており、長男の場合はそのままでは顔の造作の分かりにくい写真のみをピックアップして載せています。
あるいはそのように画像編集しています。みなさまのところでこどもの写真を扱う際には十分お気をつけください。
/ / /この注意喚起文は毎回同じです。(2008.3.19~)/ / /
ハートはまぽちゃんのコメントからいただきました♥ 携帯で見えてる?