足りないのは持続する闘争心/左京年長運動会記事
彼は十分がんばっていたと思うんです。
同じクラスのママさんが、左京の走り出しを見て「はえー!はえー!誰だあれ!!」と叫んでいたくらいだから。
ヴィデオにはきっちり収められています。
左京のがんばり、そのママさんの声含めたママさんたちの声援。
それから、あたしがものすご~く興奮して必死に「左京!左京!もっと内側!」と叫ぶ声と・・・
「本気出してねえ!ぎゃはは!(`∀´)」
・・・という鬼のようなつっこみ。
Richard won 32歳のブログにようこそ。
それだけ消したいんですけどね?素人技ではそんなもんそれだけだなんて消えないんですね?
訂正
左京の 前半の がんばり
うん、がんばってたんです。バトンを受け取り、力強く走り出す。やはり6番目の走者でした。
ヴィデオを撮っていて、かつ、いきなりズームにしちゃったせいで、いまいち距離感がつかめず正確にはどれくらい
速かったのかはわかりません。
ヴィデオってのは難しいね。毎年思うけど。
近ければ表情は撮れるけど、全体の動きがあるものはそれだけじゃ後から見てよくわかんなくなってしまう。
だけど、録画したものを見てもその手足の動かし方で結構スピード出ていたのはわかる。
そのママさんの「はえー!はえー!」という声。臨場感が伝わってくる。
左京はコーナーを2つ回って直線に入り、あたしのいる観客席のほうに向かってくる。
そしてコーナーを曲がり、また曲がり、バトンを渡す。トラックを一周して次の走者にバトンが渡る。
あたしの「本気出してねえ!」というつっこみは、トラックの残り4分の3を切ったあたりの左京の走りに対してです。
だって・・・
ゴール方面と違う方面に視線行ってるし・・・明らかにいつもの走りじゃないし。
後から考えたら、トラック一周100メートル以上あるのね。実は直前までひとり半周だと思い込んでた。違った。一周。
きっちり測った正式なリレートラックではないので、200メートルとか400メートルとかキリのいい距離じゃない。
目測でおそらく110メートルから120メートル。
左京は70メートルすぎたくらいで がくっ と力尽きたということか。
後になって、後になってあたしは理解しました。
110メートル。
力尽きないわけがない。特に、前半がんばっちゃった分。
あたしはスポーツテストの50メートル走が大好きでした。だって、疲れないんだもん。すっきり爽やかな距離。
自己ベストは高校2年生か3年生の時に出した6秒9です。女子ではたぶんかなり速いほう。
100メートルもなんとかいけました。100メートルなら地区大会(ちっちゃい大会ね)のハードル走も出たことがある。
あれも悪くない。惰性で行ける。
しかし、200メートルとなるとお話が別でした。異様に疲れる。惰性で足りない。
何故か高校時代には「リレー」というものと縁がなかったので小学・中学時代の記憶まで遡ることになりますが、
半周じゃなくて一周まわらなくてはならないリレーは大嫌いでした。厳しい。最後のコーナーを曲がってゴールまで。
あのふくらはぎの重さは今でもなんだか忘れてない。
一応学習はするから、力配分を考えて前半から後半に向かって徐々に速さを増していくようにはなったけど。
それでも200メートルはいやだった。100で終わりにしたかった。
400メートルなんてもってのほか!だけど、女子には400ってあまりなかった。
助かった。
1000なら1000で、逆にマラソン的な走りだからなんとかなるんだけど。(でもやっぱ超短距離が好きだ。)
5歳児からすれば、100メートル越える距離というのはなかなかのものでしょう。
小学校、中学校時代のあたしにとっての200メートルくらいの重さはあったと思う。
それの最後に「本気だしてねえ!」(しかも笑)はねえよな。と思うけど、ヴィデオに入っているので消せません。
難しいよね、110メートル走、力配分を考えろと言っても・・・。
左京はがんばらなかったわけじゃない。
ごめんね。
厳しい母だと思って許してね。
(全然気にしてないどころか後から聞いて大笑いの本人)
でもね。
強いていえば、闘争心が本気じゃねえ。ふううって文字が空中に見えるくらい力抜いてるもん。
あるいは魂ちょっと出てる的な?走って前進んでるだけ上等?みたいな。
諦めずに最後まで・・・!というところが足りない。
体力的持久力も足りないかもしれないけど、どちらかというとそれかな。
(クラスの園児たちの多くが。)
あとね、この年齢って、足腰の強さとかももちろんあるけど、「ちゃんとした走り方を知っているかどうか」も大きいと思う。
(体で、経験として、無意識に、)走り方を知ってる知ってないで陸上やってる子とそうでない子くらいの違いが出ちゃう。
女子も男子も、2位でした。うん、よくがんばったと思う。
あたしとママ友の出した結論、「(1位になるのに)足りないのは闘争心」というのは、彼ら彼女らの来年再来年に期待して、
そっと箱にしまっておこう。というわけで、ここはあたしの箱の中なので、みなさん内緒にしてください。
2位もカップを貰えます。写真の後姿は左京のものです。
・・・3位も貰えます。4位も貰えます。
クラスは4クラスです。
みんな、がんばったさ(・∀・)
* * *
遊馬くんもがんばった。
(父兄スプーンリレー、写ってる写真一枚残らず全部笑ってる。走りながら笑ってる。
そして左京のクラスの父兄1位。おとなげないかもしれないけど、やっぱりみんな喜んでる。)
* * *
応援にもりもり燃えるリレーはやはり素晴らしく楽しく見ることができましたが、他にも見所はいっぱい。
組体操では、ピラミッドの2段目をやりました。3段ピラミッドの2段目。大きな子ばかりの大きなピラミッド。
(下の子たいへんたーと思ってみてた)
それはプログラム“表現”の中の大きな流れのひとつの中のものなのですが、大きな風車が回ったり、万里の長城や
竜や波が現れたり。全体的にとても壮大で、動きも綺麗でびっくり。年長ともなるとこういうのを覚えられるんだなあと感心しました。
左京は人数あわせ的にあっちにいったりこっちにいったり。背の順の一番後ろだからそういう役回りになるんだろう。
よくやっていたと思います。移動のタイミング覚えるのだって大変だろうに(先生も)。
手足の伸ばし方は、やっぱり今までで一番はっきりしていました。
インフルエンザ騒動で例年ほど十分な練習が出来なかったのに。
こぶとりさんの記事で、「同じ姿の園児の中からどうやって息子を見つけるか」的な課題(笑) があったのですが・・・。
あたしは結局なにも思い浮かばず、派手な靴下もうまく手に入れられず、その場任せで挑むことになってしまいました。
結果。
見失っても割とすぐに見つけられる。
やはり、クラスで一番でかいというのはすごい威力だ。
背だけだったら、一つ前二つ前の背の順の子とそこまで変わらないし、他のクラスには左京より大きい子もいます。
だけど、その子たちだけが集まってることは滅多にないし、例え多少集まっていても
体格が圧倒的に違う。
なにを大げさなとおっしゃるかもしれない。でもまじでそうだから。そうだったから。
100名の中に小学生2、3人混じってたら結構簡単に見つけられるでしょう。そのひとりがうちの息子だから。
小学生じゃないけども。
いやー。立派(な体)に育ったなあ、と改めて感心した一日でした。
も少し細めのほうが俊敏さに長けるだろうし、そこをどうカバーするかはこれからの努力次第だよね。
細くなる努力するより、今の体格のまま適度な筋力をつけるほうがいいだろうと思う。親のがんばり必要。
写真の背中なんか見るとまだ幼さが残っている気がするのに。集団の中にいると印象が全然違うんですよね。
あと、すっぱだか?
今回は私の父がどうしてもはずせない会社関係の用事で来れなかったのでヴィデオで観戦。
(あたしの声で遊馬と左京が大爆笑。)
母が前日から泊り込んでくれたおかげで、その知らせを受けた時点で、あたしの中で当日のお弁当の支度はもう
できあがったも同然でした。ありがとうママ!結局2年連続で甘えてすみません。
遊馬くんは約束どおりちゃんと朝起きてから揚げを作ってくれました。前日にきっちり肉仕込んであったしね。
幼稚園最後の運動会を義父と義母にも見てもらうこともできました。
一眼レフ望遠レンズ持ちいばらきじいじ(義父)が来てくれたので、遊馬くんの撮った写真と併せて200枚以上。
じっくり選んで現像します。ここのところ、写真整理熱続いてます。
やりだすと、過去の左京と右京をじっくり見ることのできる時間。とても楽しいです。
さて、この記事にコメントくださる方へ。
できれば、なにごともなかったかのようにコメントくださると嬉しいです。
(そうでなくても、「まちがった!」でも、そのまんまにします。それはそれでだいじょうぶです。厳密なものじゃないです。)
その点について言及したくてうずうずの方は、その記事のほうのコメント欄にお願い致します。
全然関係ないですが、「惰性で足りない」って表現、あたしの人生のかなりのポイントな気がする。
言い得て妙、というんかこういうの
※こどもの顔が明らかに分かる写真をネット上に載せることは大変危険です。私の場合、次男はまだ保育所に預ける等長時間離れることがなく、
かつ今後顔に変化のあると考えるため載せており、長男の場合はそのままでは顔の造作の分かりにくい写真のみをピックアップして載せています。
あるいはそのように画像編集しています。みなさまのところでこどもの写真を扱う際には十分お気をつけください。
/ / /この注意喚起文は毎回同じです。(2008.3.19~)/ / /