私はある時から小麦製品が食べられなくなりました。
 

 

体調不良の原因が小麦らしいとわかり、IgG allergy(遅延型アレルギー)を調べたら、見事に小麦に反応がありました。

 

 

 


それまでは、朝食は必ずパン(バターとメープルシロップ付き)、コーヒー、少々の果物で済ませておりました。

ピザが大好き、スウィーツ大好き、ラーメン大好き、患者さんからお菓子の差し入れも多く頂き、疲れたと思ったときは必ず診察の合間にそのお菓子をつまんでおりました。

 


ですので、小麦除去は本当に大変でした。


それでも、体調不良では満足な診療もできないので、必死で実行しだしたら3ヶ月で5kg痩せてしまい、(ダイエットするつもりは全くなく)お腹周りの脂肪がスッと減りました(笑)。
 

 

無性にスウィーツが食べたくなり、それを実行しては具合が悪くなることを2-3回繰り返し、諦めて3年小麦除去を継続しました。

 


その後にしたIgG allergyの検査で、小麦のアレルギーはなくなり他の食品もアレルギーがないので、小麦を解禁にしてみたのですがやはり同じような症状がぶり返してきたので、私の場合は生涯小麦を食べることは厳禁なのだと悟りました(苦笑)。

 

 


その間に「小麦は食べるな!」

“Wheat Belly” written by Dr. William Davis
という本を読んでその理由が明快に分かり、自分は小麦の呪縛から解放されたラッキーな人だと思えるようになりました。
 

 


 

自分には関係ないと思う方が殆どだと思います。

 

でもこの本から、
 

1.禿げや肥満も小麦のせい?
 

2.ビール腹は小麦腹?
 

3.グルテンフリーダイエットはホンマモン?
 

4.糖尿病治療の第一歩は小麦除去??
 

5.胃腸系の癌に関与している??
 

6.関節リュウマチは小麦除去で治る??
 

7.反復性アフタ性口内炎も小麦が関与??
 

8.自閉症、統合失調症が小麦除去で治る??
 

などの疑問にこの本は解答を与えていると私は感じます。

 

ナチュロパスなみ先生もこの本の内容を肯定して下さっています。

著者のWilliam医師は、今米国でかなりのバッシングを受けているようだともなみ先生は教えて下さいました。

 


私自身の体験や小麦除去をしていただいたクリニックの患者さんの経過、過去の文献を検討してこの本の内容はシェアした方がよいと感じたのでブログに掲載します。

 


直感的には、全く危ないと思えない食品が小麦です。

 

 

本から得た「小麦の危険性」の知識をマインドマップに書いてそれぞれのブランチについてこれから少し細かく説明してみようと思います。

 

 

興味をお持ちになった方達、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

ゆいクリニック院長      由井 郁子




 

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