ランジェリー業界が衰退すると言われる昨今…。
多くの女性の皆様の毎日が快適になるためのお手伝いをさせていただいております
10代のときからランジェリーとの出会いを刺激してくれたバーニーズもオペークもランジェリーから撤退…。
競合といわれるかもしれませんが、マーケットが小さくなることは本当に寂しいです
お客様の立場になるために、私はランジェリーは世界中の色々なランジェリーショップで買い物をします。
百貨店のランジェリー売り場に行った時に買いたいと思うか…。
セレクトショップのランジェリー売り場に行った時に買いたいと思うか…。
ここ最近申し上げにくく答えはNoでした。
戦後女性のライフスタイルは大きく変化をしてきましたが、
ライフスタイルに密接なランジェリー売り場は戦後、そしてバブルの時代から変化をしていません
大量に似たような種類のランジェリが並べてあり、
お洋服とのスタイリングがイメージに遠いです。
また、セレクトショップのランジェリーコーナーは、
大きいサイズは用意がなくほぼお取り寄せです。
とにかく体型やライフスタイルにあうランジェリーを見つけたいのですが、
デパートにいけば、よそのブランドは担当が違うからとたらい廻しにされます…。
先日某デパートにオフショルダーのタンクトップにあうインナーを買いに行ったのですが、
本当に時間だけ費やしてほしいものが見つからず、がっかりして帰ってきました。
→結果オフショルダーは自分に似合わないこともわかってよかったのですが・・・。
一方で海外をみたときに、ランジェリー売り場は隅っこではなく、
堂々とエスカレーターの前にあり、シーズンにもなれば、ショップウィンドウにディスプレイされます
つまり、ランジェリーはお洋服と同じなのです。
販売員も基本デパートに雇われている人が多いので、色々なブランドをまたいで
求めているものを紹介してくれます。
ランジェリーはお洋服を選ぶのと同じ、いやそれ以上に時間をかけて選ぶものですが、
ランジェリーは日本のアパレル業界の中でマイノリティ扱いをされています…。
こんなのでは購買意欲も下がってしまいます…。
そして買いたいと思う場所がないから、本当に自分が好きで、気に入ったランジェリーに
出会えていないのかもしれません。
業界はいつも「お客様の嗜好が変わったから」と
消費者のせいにしがちですが、お客様を変えようとしているか、
自分たちにも問い直す必要があると思います。
リボン田園調布は今月でオープン2年を迎えます。
3年目に向けて、常に自分たちを問い直すということをしていきたいと思います
とくにインポートランジェリーは単なる贅沢品なのか。
20代から80代の方が、付けやすいからと弊店に足を運んでくださる
現状をみると、決して贅沢品ではなく、生活必需品と信じたいです
女性の社会進出にあわせて常に改良を繰り返して、職人の縫製技術を伝統としてきたインポートランジェリーには
美乳、育乳とは違って
快適+女性のデコルテを最高に美しく魅せる工夫と仕掛けがあります。
その中でもより厳選したものをお客様にはご紹介し続けていきたいと思っています
常に新規開拓と思い、ニューヨークのバーニーズで
某インポートランジェリーが
意外と手の届くプライシングだったので早速購入してみました
店主:中川
Fine Lingerie リボン田園調布
instagram:#ribbonden