<旅のおもひで熊野古道編>



【熊野本宮大社】の境内へ。

熊野参詣道のルートを来たので北西の鳥居から入りました。



出迎えてくれたのは、八咫烏(やたがらす)が乗った「黒いポスト」。

熊野三山の何処も八咫烏が祀られていますが、ポストがあるのはここだけです。



【拝殿】



【本殿】

本殿(前)には八咫烏のゆるキャラまで。

熊野本宮大社は紀伊半島の中ほどにあるため行きづらい所にあるにも関わらず、

結構な盛況ぶりでした。



日本全国にある熊野神社の総本山というだけのことはあります。

ちなみに「熊野神社」の数は全部で3831箇所!

某ファスト・フード店Mの店舗:3297(2013年10月時点)よりも多いのです。

 

授与所も大盛況で八咫烏グッズは他の場所と比べて多かったです。

僕は引いた後も置物として使える八咫烏「おみくじ」にチャレンジ。

吉とでるか、凶と出るか・・・

久しぶりだったのでドキドキしながら底の蓋を開けて紙を取り出しました。



吉凶みくじではありませんでしたΣ(・ω・ノ)ノ!

そして僕に必要なのは「癒」



杉木立の石段参道には「熊野代権現」の奉納幟が立ち並んでいます。

158段の石段を登ると神の宿る神域へ近づくということですが、

僕の場合はいきなり下りになってしまったので良かったのかどうか;



熊野本宮大社入口の鳥居の目の間の道路には飲食店や土産屋が並ぶ大通りへと出ます。

 



11時ごろ、早めの昼食に「お食事処 しもじ」でうどんを。

名物の"めはり寿司"を合わせて注文する癖がつきました。

やっぱりシンプル・イズ・ベストです。





それから【和歌山県世界遺産センター】を見学。

 

今回行くことのできなかった「吉野・大峰」,「高野山」といった他の霊場や、

サッカー日本代表関連のトロフィー(レプリカ)などを鑑賞しました。



本宮大社から500mほど離れた場所には、旧社地の【大斎原(おおゆのはら)】があります。

世界遺産センターの裏口から田んぼを抜けて行くのが近道。



その真ん中には現在、日本一高い大鳥居が建てられています。

高さ33.9m、横42mは厳島神社の鳥居の2倍ほどの大きさ!





熊野川・音無川・岩田川の合流点にある中洲にあった熊野本宮大社は当時、

約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、

現在の数倍の規模だったそうです。



1889年8月に起こった大水害によって本宮大社の社殿を呑込まれ流出したため、

水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座しました。

今ではパワースポットと言われていて、周辺は風情のある散歩道となっています。




メインストリートへと戻り「Cafe ほんぐう」で休憩。

熊野本宮大社の周りには結構カフェが多かったです。

カレーが一番気になったのですが、さっき食べたばかりなのでコーヒー&ケーキで。

ここが一番の癒しのスポットでした(*^o^*)

<Vol7へ続く>