4歳の夏 幼稚園最初の夏休みに入ると同時に
rhasa 2度目(正確には3度目…)の搭乗

いっぱい寝て おっきなクマを見て
おねえさんに いっぱいおもちゃを貰って
ゴハンをいっぱい食べたら 
懐かしい匂いのするトコロに着いた

シャルル・ド・ゴール空港だ

でも 知らない場所なのかも知れない…
そう思った
だって みんなの言ってることが殆どわからない
誰の言うことも 
部分部分しかわからなくなってたのだ…

家に着くと やっぱり懐かしい
お気に入りだった お月様の絵本もそのまんま♪

papaの友達が 日々訪ねてくる
どの顔も 憶えてるし 懐かしいのに
ノイズ混じりのラジオみたいに
言葉が途切れて 凄く歯がゆかった
んで ダダをこねて
その家の屋根裏に閉じこめられて 泣いた(笑)

それは ほんの数日のことだった
あっという間に ノイズは減り 
言葉はそのまま伝わってくるようになった
rhasaは ゴキゲンだった
嬉しかったし 楽しかった

今度は 相手への返事が「日本語」になっていたけれど…