@2006.5.14 大阪厚生年金会館大ホール
いつものように『愛の讃歌』が流れる
五ヶ月振りのライヴ、待ち望んでいたこの空間
幕が降りたステージに宇宙をイメージした壮大な映像が流れ、
そして大きく映し出された胎児
その目に吸い込まれるようにして幕が開く
映像の余韻を残しながら『零と宇宙』が始まり、
オーディエンスの手拍子がギターと重なり『まるごし』へ
『one summer day』では泣きたくないのに、いつも涙が止まらない
哀しい涙では無く、愛しい切ない涙
アルバム曲から離れ演奏された『little cloud』
MCを挟み『GJ escAPE』『Yes, attention』とテンポの良い曲が続き、
早くも会場が一体感に包まれる
孤独に苛まれ寂しさが流れる『sunday diary』を経て幕が再び降り、
歌詞の一部と映像が画面に映された『願いよ 届け』
より一層心に響いた「あきらめないで」と言う言葉
『ANSWER-イチバンタダシイコタエ-』で、
何かが終わって始まった気がした
『brother&sister』のPVをイメージした映像が流れ、
『STRAWBERRY&LION』『ミサイル』と格好良い曲が演奏される
毎度大爆笑のMCを挟み『game』
『青い季節』『街』のスタンダード曲が終わり、
初めて歌った『エンドロール』では、いろいろなモノを胸に刻んだ
『Believe』『ヒマワリ』はこの位置で演奏されるコトに意義があり、
そしてラストの『Thank you』
曲が終わりに近付くにつれ徐々に客電が付く
この演出は気持ちまでつられて明るくなり、
終わってしまう悲しさを何処かに吹き飛ばしてくれた
白を基調としたシンプルなステージセット
ツアータイトルである”W+e”が立体的に設置され、
曲ごとにライトで照らされ色が変わる
「We」自分と誰か
「+」そこから繋がって行く仲間達