◆ペイントワークス★メルマガ一月号の紹介です
こんにちは!京都の木造塗り替え再生何でもコンサルタントの金澤です。
ペイントワークス★メルマガ・家屋の再生維持
vol.7 2012 1月5日配信
◆木のぬくもり倶楽部通信◆
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★建築・京町屋・リフォーム関連情報…………木造・町屋再生あれこれ
★今月のリフォーム豆知識……………日本人ってDIY下手なんじゃない!?欧米で浸透!?身近なDIY賃貸住宅
★編集後記…………………………… 毎年初め抱負語る前に、
◆◇◆◇◆◇◆京都・滋賀の木造・町屋再生あれこれ◆◇◆◇◆◇◆◇◆
今さらでもないですが京都は木造の古い家屋、町屋などが市内に点在し近年は、住居以外にもカフェやゲストハウスとして大変親しまれてますね。
保存改修の技術も本当にすばらしい!!
私の自宅近辺も(繁華街から少し離れた北エリア)牛若町ということで「源義経」さんのことを記されたもの等が多くあり、京都の七野(紫野、蓮台野、平野、など)の近辺、各お寺はじめ古い京町家屋が沢山建ち並んでますが、ごく普通に見慣れた風景。
実はあまり観光客には知られていないように思いますが、京都ばかりでなく滋賀にも町家は相当数残ってるんです。
落ち着いた大津の町家見物なんかも、町屋好きにとってはなかなかの楽しみかも。
滋賀の町屋維持・保存という点については大津市では始まったばかりらしいですが先日も大津の裏路地周辺をぶらついていたところ、風情ある町家の両隣がもう既に取り壊されて、寒々とした空間が広がっていたのがすこし残念でした・・。
京都の中心街・町屋周辺を歩いていても、お茶屋、料亭が建ち並ぶ落ち着いた雰囲気の狭い小道に「客引き」「ビラ配り」「違法看板」「自転車走行」「歩きタバコ」等が目立って、年々モラルの低下?かどうか町の景観が損ねられてます。
年々条例も厳しくなってるようですが・・・
そしてこのまま「行政の指導だけに任せておけば町の雰囲気が壊れる!」ということで地元の経営者達、前身の「先斗町の将来を考える会」が力を合わせて市の規則よりも厳しい独自規則「町式目」が定められました。
地元の人が中心に自主的改善するって考えが素晴らしいですね。
「町式目」には、特に屋外広告物のはみ出し、路上突出し不可、町並みに配慮したデザインである、、、などと制定されています。
確かに細かい看板が多すぎて何が何だかわかり難いし、舞妓さんや芸妓さんが歩いていても独特の風情が薄れていくようにもとれます。
町屋ブームということもあり新規参入店舗さんも多く居られると思いますが、京町屋的モラルの向上・景観を乱すようなコトにならないよう気を付けてもらいたいですね
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▲京都を彩る建物・庭園の募集について
京都市景観・まちづくりセンターでは町屋などをテーマに受講生を募集しています。京町屋セミナーや汚れがたまった町屋の柱、木部、建具を磨き洗いの職人さんのお話なども聞けます。
▲まちづくり大学
▲小京都・金澤町屋保存
▲京町屋ネット
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■今月のリフォーム豆知識・‥・・
欧米で定着!?身近なDIY賃貸住宅?日本ってDIYが浸透してないの?
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欧米でも浸透、既製品などを使わず自分の手で作ったり修理するDIY。
こんな(借り手のオリジナルDIY)手法を賃貸住宅にとり入れた「DIY住宅」が国内で徐々に増えてるようです。
入居者は自分好みにリフォームできるし、オーナーさん側にとっても古くて借り手がつかない物件を手間や費用をかけずにそのまま貸し出せるメリットがあります。
住居内は好みの色に塗替えできるし、床の貼り替えや木製棚の設置なども可能だったり、各フロアーで事務所や住居と共有したりもできますし、契約内容もほぼ通常の賃貸と変わらないとか。
基本的に日本では借り手に「原状回復義務」というのがありますので、最終また住居から出て行く時に、初期の礼金や敷金だとかで修繕費用(リフォーム代)が引かれます。
そして年々、家屋・建物オーナーにとっては資産価値が低迷、それを維持するためのリフォームにも費用が要ります
借り手にとって、綺麗にクリーニングされた「個性がない部屋」をできるだけ汚さず、傷めず住まなくてはいけない「不自由さ」があるのがごく一般的。
「DIY住宅」なら、建物所有者にとって修繕コストもかけず資産価値維持・向上。
入居者にとっては通常の賃貸契約と変わらずに安い、工事内容を事前にオーナーに了承得ればOK。
・・・日曜大工(DIY:ドゥー・イット・ユアセルフ)って器用な職人さんでも案外難しい。
海外との私生活、ホームセンター事情なども異なり、和風大工の技術は素晴らしいが、少し出遅れているDIY技術や環境。
特にDIY好きなら超・お勧めとなるのでは!
誰もが日曜大工を得意とする世の中になればいいのにって思い少し習慣・日常(日曜大工のニーズ)の違いを簡単に並べてみました。
◆日本の場合◆
①親が日曜大工をしたのを見たのは犬小屋を作った時くらい
②大工さんが家を建てるのがすごい技術、敷居が高い
③学校の技術家庭の時間にはノミやノコギリを使って加工し、難しいと思った
④木工は本職の大工さんがするものであり、自分で木工したり塗替えするのはマニアか予算がなく、業者に頼めない人だけがすると思っている
⑤ ホームセンターは雑貨が主で本格的な材料はあまり売っていない
⑥一番耐久性のある木は檜だと思っている
⑦書店で売られている木工関係の本は、机を作るとかログハウスを建てるとかマニアックなものしかない
⑧ホームセンターの販売員は、木材及び周辺商品の知識が少ない
⑨日本では本格的な木製キットがなかなか購入できない
◆アメリカの場合◆
①親が簡単にリフォーム、家を改造したりしているのを見て育った
②大工さんの仕事は簡単に見える
③学校で習う木工は得意とそうでないものあるがに無難に何でもできた
④日曜大工は亭主がするものだと言う習慣があり、・・・・・・
まだまだ続く・・・・
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