世界で活躍するビニターくんを訪ねました!
このコーナーではビニター高周波装置を導入頂いたお客様のご紹介をしていきます。
ビニターファン訪問記第2号は、島根県出雲市の有限会社辻木工様を紹介したいと思います。
今年の3月に高周波フラッシュ接着機BONDEX-15L型を導入頂きました
有限会社辻木工さんのある島根県を訪問してきました。
島根県と言えば、出雲大社、宍道湖、松江城、石見銀山・・・たくさんの名所。
辻さんとご一緒した出雲大社
出雲大社と言えば、昨年10月にオリンピック招致で有名な久子様の次女典子さまと
権宮司の千家さんが結婚式を挙げられた場所ですよね。
縁結びの神・福の神として名高い『出雲大社』良き出会いがありますように!
「二拝、二拍手、一拝」(拝はおじぎ)、手を合わす際、指の節と節をあわせて
「節合わせ(不幸せ)」にならないように、右手を少しずらすといいそうです。
この拝殿にかけられている大注連縄。
長さ6.5m、重さ1Ton。一般の神社の注連縄とは逆向きなのが特徴だそうです。
辻さんから東へ行けば、松江城
松江市の松江城天守の国宝答申が5月15日、「国宝」となる松江城は観光客らが訪れ、遊覧船の屋根にも「祝 松江城国宝へ」の横断幕が踊り、松江城一帯が‘国宝効果’に沸いているようです。
辻木工さんは出雲市斐川町にあります。春先のころはつくしも芽を出していました。
それでは辻木工様にお邪魔してみます。
http://www.tsujimokkou.com/pg38.html
↑辻木工さんのホームページ
辻さんは建具工事業 内装仕上工事業として活動され、新築住宅、リフォーム住宅・店舗などの建具・家具を主に特注で製作されています。さまざまなニーズに柔軟に対応できるのが、オーダーメイドの強みだそうです。
社長さんは辻ノ内 勝樹さん、次男さんの将太さん
工場はこちらから
高周波フラッシュ接着機が設置されています。
高周波フラッシュ接着機の作業が始まります。
では、接着剤を塗布して
同じ棟のNC加工機とパネルソー
フラッシュドアの完成
辻木工さんの強みは大手住宅メーカーと取引を続ける中、注文に迅速・確実に対応してきたことが大きいようです。建具製造から内装仕上げ工事を同時に行うことで細やかな相談に対し、解決策を即座に提案、値段以上の満足と感動を与えることに努力し、取引先と強い信頼関係を築くことができたそうです。納品前には社内検査を徹底し、反り、傷、汚れなどの確認を行い、メンテナンスも365日体制で即対応をしているそうです。
昨年度には新たに2名の従業員さんも増え若い従業員さんが半数を占めるそうです。熟練した職人さんの経験や知識・技術を生かし高品質な商品つくりを行っておられます。
他にも色々な商品が、
最後に導入した経緯をお聞きしました。
今後の製品化について、自動大型切断機やNCルーターを利用しデザイン性の高い製品作りが可能で、
1番ネックとなっていた接着工程で最新機種:高周波フラッシュ接着機を導入されました。
導入によるメリットが、
・非常に短時間(40秒~1分)でのプレス接着ができる。接着までの手持ち時間が無くなり、連続して次の仕上げ作業ができる。
・加工条件の設定が容易で、冬場・夏場も含め年間を通してあんていした生産量の確保、及び不良の発生を非常に少なくすること(限りなくゼロ)ができる。
・材料セットが簡単。(加工厚さが同じであれば、サイズにこだわらずランダムセットができる)
・プレス接着後すぐに次工程の加工ができる。(初期接着力が強く、連続して機械加工ができる)
・プレス接着後、接着部分の残留水分が少なくほぼ均一になっており、出荷後の残留水分の変化による反りなどのクレームリスクは非常に少ない。
次々と良いお話を頂きありがとうございました。
こんなに喜んで頂けること大変うれしく思います。
これからも、喜んで頂ける機械作りに励みたいと思います。
いろいろなお話、楽しい1日でした・・・ありがとうございました。
取材、編集 ビニターマン武長