セレクトクラス⑦ 成長 | J‐フロンテッジフットボールスクール
先週末に、東急SレイエスFCは関東リーグU-15への参入戦に臨みました。



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所属している神奈川県のリーグで優勝したことで、今度は関東のリーグに参入するチャンスをもらいました。



結果は、
一回戦は山梨県のチャンピオンに勝ち、
二回戦は埼玉県のチャンピオンに勝ち、
関東リーグへの参入を決めることができました!




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先日のブログでは、県リーグを優勝した中学3年生のメンバーの一人であるレイエスクラス出身の選手のエピソードを紹介しましたが、


今回参入戦を戦った中学2年生にもレイエスクラス出身選手が7人います。



その内の一人、K君が小学3年生だった時の話をひとつ。




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※この中にいます。。。




K君は小学2年生の時に、新年度レイエスクラスのセレクションに参加。
当時の嶮山校と新百合ケ丘校を受験した彼のプレーは、スピードがあるわけでも力強さがあるわけでもなく、ゲームでもゴールすることはほとんどありませんでした。




しかし、左右差のない身のこなしとボールタッチの柔らかさに目を引き、結果的に両校で合格をもらえたのですが、その結果に驚いたようです。




というのも、当時の彼は自分にまったく自信が持てていなかったようで、まさか合格するとは思わなかったとのこと。




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※この中にいます。。。




その後、小学3年生になり、レイエスクラスとしての活動が始まったわけですが、最初の練習の日の彼の様子を今でもはっきり覚えています。




運ぶドリブルをテーマに、後ろから追いかけてくる相手を肩越しに観て、または背中で感じて、相手を操りながら運んでいこうという練習をしました。




スクール中も常に自信なさ気にプレーをしていたK君。弱気なメンタルがプレーにも影響して、全然うまくいかないまま終わりました。




スクールが終わり、みんな帰っていく中、彼だけが私の元に寄ってきてこんなことを聞いてきました。




「さっきの練習で、肩越しに相手を観るっていうのはどういうことですか?わからなかったので教えてください。」




おそらく、私のコーチングがあまり理解できずモヤモヤしていたままスクールをやり過ごし、でも、やはりどうしても気になって、でも、聞きに来る勇気はなくて、それをお母さんに告げたところ背中を押されて、恐る恐る聞きに来た、という芯の強さと自信のなさの両方からくる行動だったのでしょう。笑



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※この中にもいます。。。




当時の記憶では「この子大丈夫かな。。。」と心配になるぐらい弱気な少年だったK君でしたが、それから約5年の月日が流れたこの日、キャプテンマークを巻いてチームの中心として逞しくプレーしていました。




この日、チームが勝利したことはもちろんですが、彼の大きな成長を見れたことが私はとても嬉しかったです。




今セレクトクラスで頑張っている選手たちの中にも、そんな成長を見せてくれる選手がいることでしょう。



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ともに成長していきたいものです。






柳川