恒例になった短期教室。
メリットは短期間で技の習得ができることです。
と、言うのも体操は体で覚える競技です。
なので、どれだけ頑張って練習しても週に1回の練習では次に来たときには忘れてしまって、体が動きや感覚を思い出すのにどうしても時間がかかってしまうのです。
これでは効率が悪すぎます。
短期教室では短期集中で毎日しっかり練習するので体が技を忘れることなくバク転やバク宙などの技を修得しやすくなるのです。
これは週1コースの生徒よりも、週2コースや、フリーコースの生徒の方が上達が早いのと同じです。
もちろん、その子のやる気やセンスにもよりますが実際に今までの短期教室でバク転や、バク宙が出来るようになった子が多数居るのも事実です。
今回は冬の短期教室(強化コース)の様子を紹介すると共に、どのくらいの成果が会ったのかを動画を使って紹介します。
まず、冬の短期教室は12月と1月の2回ありました。
どちらも1日2時間を3日間行いました。
冬期短期教室では前回までは無かった「筋力トレーニング」や「柔軟」にも力を入れ、基礎力の向上をはかりました。
さらに1月の短期教室にはゲストティーチャーとして、全日本ジュニア大会2位の井原ジュニア新体操クラブから大舌晃平クンを招いて一緒に練習しました。
歳が近いこともあり、子ども達にとっていい刺激に成ったようです。
今回の天気教室で特に力を入れた事のひとつが、バク転とバク宙です。
まだ出来そうで出来なかったり、できても汚かったりと言う生徒が多かったので「キレイに出来る」事を目標に取り組みました。
これが12月の短期教室でのバク転・バク宙の練習風景です。
まだまだゆがんでいたり、勢いがなかったりしています。
週1回の練習でここまで出来るようになったのは凄いことです。
でも、だからこそ毎日練習したらもっと出来るようになるのは確実です。
お正月休みをはさんで1月の短期教室。
今回は晃平クンがバク転の連続技も披露してくれました。
三連続のバク転もスゴイですが子ども達のバク転・バク宙も力強くなっているのがわかるでしょうか?
まだ完璧に出来ると言うわけではありませんが、それでもかなり近づきました。
たったの6日間。
それも1日たった2時間の練習でこれだけの成果が出せました。
紹介した動画はバク転だけですが、飛び込み前転や倒立もキレイに出来るようになっていました。
それは子ども達に自信にも繋がったようです。
さて、今回の春の短期教室ですが、強化コースは10時から5時の1日練習を予定しています。
男子新体操の初心者な子ども達が演技を完璧に出来るように成るためにはやはりこれくらいの練習は必要になってきます。
冬の短期教室の時よりも出来ることや、出来そうなことも増えています。
今回は男子新体操を本格的に始動していきます。
この短期教室の成果は5月の発表会で披露いたしますので、是非ご期待ください。