保育所クラスのレッスンで跳び箱をしました。
１段、２段と跳び箱の段が増えて行き、４段に・・・。
「やだーーーーー
無理ーーーーー」
いきなり叫んだのはケンシンくん。
確かにクラスの中でも小さいケンシン君。
跳び箱の横に並ぶと、なんと肩の高さまで跳び箱があります
きっと彼にとっては４段の跳び箱がものすご～っく高く見えているのでしょう。
でも、もう跳べそうなのも先生は知ってます。
これが跳べたら絶対自信つくってことも知ってます。
「大丈夫やから思いっきりこい」
しばらくして先生の説得にずっとごねていたケンシンくんが心を決めたのかいきなりのダッシュ
タッタッッタッタッッタッッタッッタ・・・・
ピョン
シュタッ
「「「とべたぁーーーーー
」」」
その場に居た全員が思わず叫んで拍手してました
当の本人は一瞬何が起こったかわからないように固まってましたが、跳べたと気づくと
「よっしゃ
」
と小さくガッツポーズをして満面の笑みで帰ってきました。
「ケンシン跳べたやん～」
「うん。あのな、こうやってな、こうｙたってな、簡単やったで
」
先生の問に得意げに答えるケンシンくん。
きっとこの出来事は彼にとってすごく自信になったのでしょう。
跳ぶ前のベソをかいていた子とは思えないくらい嬉しそうでイキイキしてました
なんでも、やってみなくちゃわからない。
それは物事の何においても言えることです。
「無理」「できない」という前に自分なりに挑戦してみる。
体操を通して子供達のそんな“挑戦する心”を育てていけたらと思います。
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