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『土竜の唄』というマンガの一場面をシェアしときたい。

バカ息子がこさえた借金を、田舎の親に取り立てに行くヤクザ。

が、逆に「息子から預かってきた」と、親に札束を渡したのち、車で引き揚げるシーン。

相棒に「何で金を渡したんだ?」と聞かれて答えるヤクザ。

「あの二人を見たろ。

毎日わずかなお金のために何時間も働いている。

夜、棒のようになった足をさすりながら家路につく。

年老いてあちこちの骨が痛むんだ。


つらい労働や貧しさ、悲しみや孤独を、

知り尽くしている人が、本当のえらい人間だろ、兄弟。」