川崎優勝と電撃引退報道に接して思わず読んだサッカー本
題名通り、川崎フロンターレの、あっという間のJリーグ優勝と、今秋の、それこそアッと驚かされた電撃引退報道を知って、読み返したサッカー本があります。
(考える習慣)
『考える習慣』
中村憲剛 著
ベースボール・マガジン社 刊
何よりもまず、感慨深いというか、時代の違いを感じたのが、著者の、若い選手への認識について述べる場面。
現在の川崎フロンターレの隆盛、常に観客席は超満員で(今季はコロナ禍で様相は一変していますが)チケット入手困難な人気クラブという状況しか知らない若手選手に対して、自分は観客3000人の頃を知っているとか述べていますが、私はというと・・・
観客50人以下の頃を知っています!
なんちゃって。
でも、本当なんです。
以前、弊ブログでも書いたことがあります。
私が川崎フロンターレを最後に現地観戦したゲームも、スタンドは閑散としていて、おそらく2000人くらいかと記憶しております。
それにしても・・・
日本代表に選出されるまで全国的には無名だったというようなことは、各種メディアの報道でいちおう知ってはいましたが、まさか、サッカーをやっていない期間があったとは、正直言って、本書を読んで、驚かされました。
今では、まさに川崎の王、ミスター・フロンターレといった感がありますが。
(富士通スタジアム川崎にブラインド・サッカー観戦に行った時に、このポスターを見てビックリ仰天したことが、昨日のことのように思い出されます)
(そういえば、今日の川崎フロンターレの絶大な人気について、天野氏についてもさらりと触れていました。私も『バナナ~』を読んだことがあります)
ちなみに、本書の副題は、
感謝・感激・感動の三感日 2500余日の記録
とあります。
感謝
感激
感動
で、三感日ですか。
いい表現ですね。
久しぶりにブログを書いたので、かなり軽めといいますか、試運転みたいな感じで書かせていただきました。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
(文中敬称略)