映画祭なるものに初めて行ってきた:その二 | もっとサッカー本を読もう!

映画祭なるものに初めて行ってきた:その二


 昨日、このブログの最後に、全身が筋肉痛であるとか大変だっただのいろいろ書きました。

 

 結論から言えば、じつは、昨日の日曜日、私は、横浜で短編映画を一本見るために、自宅最寄駅から1時間で行ける場所に、自転車で3時間半以上かけて行ったのです。

 事の発端は、おととい土曜日の試合観戦前に自宅で聴いたラジオ。ヨコハマ・フットボール映画祭について簡単なコメントがあった後、自宅PCでネット検索して調べたことでした。

 昨日の日曜日当日、天気が良かったので、ロクに地図も見ずに(我ながら無鉄砲だと思いますが)自転車で出発。

 

 じつは、私は、現在の自宅に引っ越してから、密かに自分に課していることがあります。

 

 それは、サッカー観戦は、必ず、自転車(もしくは徒歩)で行くこと。

 

 そして、それは、現在のところ、一度も破戒しておりません。

 現自宅から電車やバスを使って試合会場に行ったことはありません。

 

 ほとんどのゲームは、横河武蔵野FC絡み。

 これまでで一番遠かったのは、麻生グラウンド(この後、項を改めて多摩丘陵越えについて書きました)か、いや、相模原麻溝(この後、この時の工程について四つも記事を書きました)か、横浜三ツ沢(この時も、後日書きますとか言いながら、書いてませんでした。すいません)だったでしょうか。


 べつに、サッカー観戦ではないのだから、電車でサクッと行って帰ってきてもよかったのですが、あとさき考えずに、昼前に、自宅を飛び出しました。

 気が付けば、




もう、田園調布。

 さらに、




横須賀線を越えて(右側の線路は、じつは、新幹線です)





第一京浜(国道1号線)を横浜方面へ。





多摩川大橋を越えて、二子玉川そして武蔵小杉方面をはるかにのぞみ、さらに進みました。

 ところが、




後で地図で確認したら、このままずーっと神奈川駅方面に行けばいいものを、近道しようと考えて、これもじつはとてつもなく遠回りになってしまったのですが、こんなところに出てきてしまい、道に迷ってしまいました。

 それでも、




なんとか第二京浜(国道15号線)に出て、上映時間ほんの少し前に、みなとみらい近辺に到着。

 



 じつは、この場所。横河武蔵野FC対横浜F・マリノスの練習試合を見に来たところ。
 

 あの時と同じ眺め。

 

 違うのは、マリノスタウンがなくなっていること。

 報道で見ただけでは、いまいちピンときませんでしたが、こうやって、実際に見ると、諸行無常の響きあり、なんて感じがします。

 



 これは、ブリリア・ショートショートシアターの入っているビルの前の公園から、つまり、昨日の写真と同じ場所からの、マリノスタウン跡の眺め。

 じつは、前回来たときに、あの白壁のあたりに、自転車を停めた記憶が、この時、よみがえってきました。

 

 
 
(この本にも、マリノスの経営について、書いてますね)

 マリノスタウン跡を見ると、クラブ経営の難しさについて、さまざまなことを考えてしまいます。

 あの時、世界有数の充実した内容を誇った施設がなくなって、あの当時、Jリーグを目指さない、地方の一アマチュアクラブだった横河武蔵野FCが東京武蔵野シティFCに改まり、大昔から変わらず三鷹のグラウンドでサッカーができる。いろいろと思うところもあります。
 
 次回は、映画祭に行った時の、驚愕のサッカー本体験について書きます。今でも興奮がおさまりません。スナカリとも横浜F・マリノスとも全然関係ありませんが。

<文中敬称略>