党チャでたまに話題になり、ある程度GEをやり込んでいる人ならば
「気にならない訳がない」こと。
どのキャストが強いのか?
どのルミンを入れるのが良いのか?
どの武器が、どのスタンスが強いのか?
どういう装備が、どういうOPが強いのか?
攻撃と等級どっちが大事なの!?
結論から言うと「状況による」のですが、あまり深く突っ込んで考え
ている人は少ない訳でして、
大抵は「偏った検証、世間の評判」を鵜呑みにしたり「考えるよりも
実際に試した方が良い」となるのですが、
キャストや武器の性能をパっと見て「このくらいかな~」とか「こいつ
は強い、こいつは弱い」とか予想が出来た方が良いはず。
情報が正しく出回らないせいで、Wikiの各キャスト、スタンスページ
のコメント欄は荒れまくりで、
それ等が少し目に余るので、正しく理解する人が増えるように願い
を込め、このページを作成いたします。
■参考にしたもの
システム/ステータス 攻撃力の算出方法
ダメージ計算式 げもあ
システム/攻撃・防御等級 等級差における各種補正 対モンスター
MMORPG・グラナドエスパダの戦闘計算機サイト
■自バフの攻撃力UP、モンス与ダメUPの効果は約半分と考えること
たとえば、攻撃力が100%上昇する自バフがあったとします。
攻撃力 = [[武器の攻撃力] * スタンス倍率 * ステータス補正 * バフ補正]
バフ補正というのは自バフによるものだけではなく、普通キャストが
戦闘する状態では
ステロ(攻撃力15%UP)プリン12(攻撃力24%UP)、家門スキル(50
%UP)、派閥戦の爵位によるバフ等がデフォになっているので、
100%の状態から上昇する訳ではない、つまりダメージが倍になる訳
ではないということ。
(元が100%なら100%増加で200%に⇒最終ダメージが倍になるが、
元が200%なら100%増加しても最終ダメージは1.5倍にしかならない)
モンス与ダメの方もペット、プリン12(24)、党の加護、家門スキル、
料理(15)等でやはり100%からの事はほぼ無いので、
仮にモンスターダメージ増加100%の自バフがあっても、ダメージが
2倍になったりはしないです。
SQの場合だと更にハウンド12(モンス与ダメ23)、ランチェラ(攻撃
力20)他、色々なバフスキルで自バフの効果は薄められる為、
・つまり、ネナは大したことない
ネナのように自バフで攻撃、モンス与ダメをがっつりと上げるタイプ
のキャストは、
色々なバフが乗れば乗るほど、元の性能が生きなくなる。
等級が2上がるだけでも十分強力ですし、強キャストなことは間違い
ないですが、バフ漬けがデフォの現在の環境では大した事ないです。
なので、槍をもっと安くしましょう。
石弓が高いのはヴェイルがぶっ壊れているので我慢しますが、槍が
高いのは「変な情報に踊らされ過ぎな人」が多いからのよーな。
党チャで「尻が~」と、よく言っている方がいますが、そういった需要
が自分が思っているより多いのなら、仕方がないですけど・・。
■等級
システム/攻撃・防御等級 等級差における各種補正 対モンスター
スキルや武器OPによる等級UPが有効なのは主に等級が足りない時
たとえば、素の命中が100で敵の防御等級に攻撃等級が5足りない場合
(攻撃ボーナス-50%、命中率-20%)に等級が1上がると、
ダメージの期待値は1.26倍に。
等級が足りている場合(自攻撃等級≧敵の防御等級)だと、等級+1の
効果が1.1倍以下になるので、大きな効果はなくなります。
ハード宮殿で検索を入れた時に、等級+3OP>人間特化OPになる場合
があるという記事がありましたが、等級が凄く足りないとそうなります。
プレイヤーの攻撃等級が敵の防御等級と同じ時に1000のダメージが
出る場合、
-5⇒400
-4⇒504
-3⇒616
-2⇒736
-1⇒864
0⇒1000
+1⇒1100
+2⇒1200
+3⇒1300
+4⇒1400
+5⇒1500
(※-5とは等級が5足りない状態。例:自攻撃等級72⇔敵防御等級77)
攻撃等級が1上昇した時のダメージ期待値の上昇率
-5⇒-4 1.26倍
-4⇒-3 1.22倍
-3⇒-2 1.19倍
-2⇒-1 1.17倍
-1⇒0 1.15倍
0⇒+1 1.1倍
+1⇒+2 1.091倍
+2⇒+3 1.083倍
+3⇒+4 1.078倍
+4⇒+5 1.071倍
■ステアップ
装備で上げる場合上げるステが低ければ低いほど効果が大きいです。
近接武器のステ補正 = (筋力 + (敏捷 - 50) / 2) / 100
筋力に全く振らないクレア(筋力50)にアルガスの希望(筋力+10)を
装備させる場合、65⇒75で最終ダメージは1.15倍に。
逆に、筋力全振りの風雷のグラシエルロにヴァルキリーベルトを装備
させている状態(筋力130)でアルガスの希望を装備しても、
147.5⇒157.5で最終ダメージは1.067倍にしかなりません。
■貫通
基本的には相手の防御+免疫が高いほど貫通は効果が上がります。
貫通の効果に関わるのは、主に
・相手防御補正
(200-(相手防御力+相手免疫力-自物理貫通力-自攻撃等級))/200
(※1以上の場合は1を適用)
試しにハード魔性のミノタウロスのステ(防御320免疫15)と、攻撃等級
は7貴族装備のフルバフかつ自己バフで攻撃が上がらないタイプの74
を入れてみる。
{200-(320+15-貫通-74)}/200
貫通が100の場合 39/200=0.195
貫通が110の場合 49/200=0.245
これはどういうことかというと、
基本ダメージ =( 攻撃力 x 等級補正 x タイプ補正 x モンスター追加
ダメージ x 相手防御補正 )
相手防御補正は乗算でかかるので、
たとえば貫通が100なら1950ダメージだとすると、貫通が110では2450
ダメージになる、
つまり、貫通10が倍率にして「1.26倍」の効果があるということ。
と、この例だけだと「貫通超つえー!」ということになる訳ですが、
ハード魔性のエルモク(防御163、免疫0)相手だと
{200-(163+0-貫通-74)}/200
貫通が100の場合 211/200=1.055
貫通が110の場合 221/200=1.105
1以上の場合は1が適用されるので、つまり貫通100も貫通110も同じ、
「貫通意味ねー!」となります。
物理キャストを使用する、かつハード魔性以上のミッションを日課
で消化している場合は貫通が非常に重要でして、
マジックイヤリングをUPGではないステUPアクセ(アルガスの希望や
深淵の影等)に買い換えたら、
防御が高い敵相手には弱くなるというケースもある(ステが10上昇
するより貫通5の方が効果が大きいことがある)ので、注意を。
昔はともかく、現在は「良い武器にはスパジュミンを刺しておけ」で
大体合ってます。
■武器の攻撃力増加のOP
・表示攻撃力 =(武器攻撃力×武器攻撃OP+強化ボーナス)×
ステータス補正×(家門Lv補正+インテ+ステロイド)×スタンス補正
とあるので、多分武器の攻撃OPはほぼ最終ダメージに倍率がかかると
思って良い(強化ボーナスは加算ですが、等級の上昇以外は微々たる
もの)です。
つまり武器に攻撃50%UPがついていたら、最終ダメージが約1.5倍に
なるということ。
一応検証、家門スキルで攻撃力50%を入れている状態でも
334、503⇒469 704
きっちり1.4倍に。
プリンやステロを入れてみても、やはりきっちり1.4倍になるので、
バフ(薬剤他を含む)による攻撃力UPと違って武器の攻撃OPは「最終
ダメージにかかる」と思ってください。
武器の種族特化の方も特定のアーティファクトを装備していない限り
は最終ダメージにかかる
基本ダメージ =( 攻撃力 x 等級補正 x タイプ補正 x モンスター追加
ダメージ x 相手防御補正 )
最終ダメージ = 基本ダメージ x 種族追加ダメージ
種族追加ダメージ = 黄色文字のOP ( 勲章、武器OP、武器固有など)
1841(エンチャ無し)⇒3380(攻撃39無生物32)
計算上は1841*1.39*1.32=3377と微妙にズレますが、倍率がかかる時
に繰り上げがあるのかと。
エンチャ無しの武器と攻撃50特化100の武器では3倍の威力差がある、
武器のOPは超大事ということです。
大抵の貴族武器には全種族への与ダメ10%UPが付いていますが、
そのせいで敵によっては同強化値の悪魔やタイラントより性能が上に
なることがあります(種族与ダメ10%UP>等級+1な場合は結構ある)。
■武器の基礎攻撃力
ステもスタンス性能も優秀、しかし武器が残念・・というのはよくある
こと。武器の基礎攻撃力の差≒最終ダメージの差。
以下は34武器の攻撃力
長剣290 細剣225 曲刀325 大剣485 短剣210 特短201 短槍295
クレ510 長銃418 拳銃292 散弾286 石弓390 斧槍408 拳闘215
脚絆175 トン230 鈍器280
長杖335 炎腕295 氷腕295 雷腕295 特腕293 キュ300 魔書325
百科338
強いと思ったのに、なんか弱い。そんな時は武器攻撃力を見てみて
ください。
■攻撃回数
武器の基礎攻撃力と同様、通常攻撃に関しては攻撃回数の差≒最終
ダメージの差。
イケメンの「倍率3.2、攻撃回数4回、一番強い武器を使用できる」は、
現在でも十二分に強く、
素ステが低い為ステアップアクセの効果が大きい、そして大剣やクレ
セントを持った時は「攻撃力を自バフに頼っていない」ので、
色々なバフが入れば入る程「他のキャストより強くなる」ということ。
となる訳です。
■スタンス倍率
これも最終ダメージに直接影響、攻撃力増加%UPやモンス与ダメUP
とは意味が違う。
・2013/5の調整
ブラッディフィースト
一度スタンス倍率2.6⇒3.2と強化したものを、更に3.2⇒4.4
アンリミデッドショット
スタンス倍率2.4⇒4.0
ここ最近の調整はリオネルとガルシア以外地味ですが、過去のこれら
の調整は「すごく派手」だった。
自バフの攻撃力増加、モンス与ダメ増加の数値を微妙に強化する調整
が増えていますが(それで大幅上方修正とか言ってますが)、
そういった数値に過去の調整を当てはめると、
ブラッディフィースト 攻撃力増加138%UP
アンリミデッドショット 攻撃力増加132%UP
と同等。使用者はかなり減っていますが、この2つのスタンスは強化の
具合がぶっ飛んでいたので、2世代先を見越した強化だったので、
性能的には新キャスト達に引けを取らないです。
■デストロイド、エッジ
デストロイド:通常攻撃時のダメージが1.5倍
エッジ:最大射程でダメージ2倍以上(等級+1もあるので)
主に強キャストの傭兵ボネとヴェイルでこれらの強さを体感している
人が多いでしょうが、
これも最終ダメージに直接影響するので超強い。というか、ヴェイル
に関しては何かミスっている気さえする。
■結論
・何が一番強いの?
どれを上げても効果はあるので、ここまでの話がよく分からないなら
全部上げれば良いです。
・どのキャストが強いの?
状況による、ということ。スキルも使いまくるならネナは凄く強いです。
・検証は実際に使う時と同じ条件で
SQで使用する場合は「ある程度は推測するしかない」ですが、日課や
放置で使用する場合は、その時と同じ条件にすること。
ペット、プリン、料理、薬剤を使わないと~が強いけど、使ったら~の方
が強い、ということは普通に起きます。
■この記事に関して
元々、こういう面倒なことをするタイプの人間では無いので(興味はある
のでこの手の情報があれば喜んで読みますが)、内容が正確であるか
は保証しかねます。
ので、こういうことが得意な人は、自分に代わって書いてください。
こんなことは書くより読む方がずっと好きです・・。