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第49回 幹細胞が入ってる?幹細胞コスメとエイジングケア

 

 

 iPS細胞が注目されて以来、コスメ業界にも、肌再生系の波がやってきているようです。

 

 従来のスキンケアコスメと言えば、コラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンなど、加齢とともに減少していく成分を補って、お肌の老化を遅らせる「アンチエイジング」や、トラブル肌の修復(シミ、シワ、くすみ、たるみ対策など)という考え方が主流でした。

 

 もちろん、今でも、コラーゲンを小さくしました~とか、ヒアルロン酸も小さくしました~、フコイダンまで小さくしました~などのナノ化(微細化)技術を使った改良型が売り出されているのですが、大きな流れとしては、肌再生系かなと思います。(そもそも、小さくするってことは、大きいと効果がないと言ってるような気がしますが・・・)

 

 ということで、リータンエイジング(若さ復活!)を標榜している当ブログとしても、見た目のリターンエイジングの切り札(?)になるかも知れない幹細胞コスメを取り上げたいと思います。

 

 

肌再生もいろいろ

 

1.ターンオーバー系

 お肌の表皮細胞は、約4週間で入れ替わる(ターンオーバー)と言われていますが、加齢とともに、ターンオーバーを司る表皮幹細胞の数が減少するとともに、活動も低下します。また、細胞分裂により生み出される細胞も若い頃の細胞に比べると、あまり元気のない細胞となっているようです。

 

2.真皮幹細胞系

 肌細胞を作っているのが、線維芽細胞と呼ばれる細胞なのですが、この線維芽細胞を作っているのが、真皮幹細胞と言われています。

 この真皮幹細胞も、加齢とともに数が減少し、活性も低下して、結果的に、ターンオーバーを遅らせることになります。

 

3、皮膚細胞の活性化

 昔のスキンケアに近い考え方ですが、加齢によって減少してきた成分を補って、細胞を元気にしよう~ということです。

 但し、細胞に必要な成分は、必須元素、酵素、補酵素、必須アミノ酸、ホルモンなど、何百種類もあって、全部補うのは、事実上不可能かな・・・そもそも、どの成分をどれだけの量、皮膚細胞が欲しがっているかなんて、本人さえ、わからないですし・・・肌トラブルの原因は成分だけの話ではないので・・・

 

 

幹細胞コスメもいろいろ

 

1.植物由来

 「腐らないリンゴ(奇跡のリンゴ)」の幹細胞エキスは有名らしいです。その他に、「アルガン」、「ガメ・タンテュリエ種」、「エーデルワイス」、「ツボクサ」とかあるようです。

 それぞれの詳しい効能はわかりませんが、基本的には、幹細胞そのものが入っているわけではなくて、そのままのエキスであったり、培養したあとのエキスという形で、化粧品に添加されています。

 

 EGFやFGFと呼ばれている成長因子や保湿因子等が含まれていて、実験室レベルでは、有意な結果が得られているようなのですが、メーカーや商品ごとに含有量がかなり違うようでして、効果の程は、試してみないとわかりません。

 

 

2.動物由来

 幼い羊の毛根の肝細胞やプラセンタから取ったエキスなんてのもありまして、どうやら、人の肝細胞に近い成分だとのことです。が、エビデンス(研究論文)がよくわかりませんでした・・・すみません・・・

 

 

3.人由来

 人由来と聞いて、「え~!」って思ったのですが、「ヒト脂肪由来」と「ヒト線維芽細胞由来」のものがあるようでして、いったい誰のものなのか非常に気になります・・・

 

 実験室レベルでの効果は、

・細胞増殖効果  ・コラーゲン発現効果  ・ヒアルロン酸発現効果

・美白効果  ・紫外線抑止効果

など、なかなかの結果が得られているようです。

 

 但し、多くの実験がそうなのですが、効果がわかりやすいように、現実ではありえないぐらいの高濃度で実験しているため、実際に売られている商品にどの程度の効果があるかは、使ってみないとなんとも言えないかと思います。

 

 

 いずれにしても、幹細胞コスメに入っている有効成分(コラーゲンやヒアルロン酸、EGF・FGFなどの成長因子など)の含有量は、極めて少ない(10億分の1g(ピコグラム)単位)商品が多いようですので、メーカーのうたい文句に騙されないように、本物を見極める力がいるかもしれません。(難しいとは思いますが・・・)

 

 最後に、肝細胞コスメといっても、肝細胞は入っていませんので、お肌の上で、細胞分裂するなんてことは、絶対にありませんので、ご安心を!