九谷焼というと一般に五彩を施した華やかなイメージかもしれません。
でも、九谷の技法はいろいろあるんです。
この茶器は大正時代に広まった青粒(あおちぶ)という技法のもの。
青粒と称する細かい点の盛り上げを鮫皮の様に並べるのは、本当に緻密な作業。
雪深い国の芸術らしい重厚感と品の良さを感じます。
「夫の上司が」とか「夫の母が突然やってきて」といったとき、
備えあれば憂いなしの逸品です(^^;
ちょっと前までは、こういったものを揃えようとするとすごい金額になったのですが、もったいない屋価格では、なんと!2,800 円。
ほんとはとんでもなくお値段以上の価値なんですが、大手リサイクルショップの台頭で、こういったものは価格破壊に陥っているというのが現状です。
ちょっと悲しい。
この商品は完売しました。
ありがとうございました!