宮武外骨・人を食った、広告のパロディ。 滑稽新聞 390 | 郷愁倶楽部

宮武外骨・人を食った、広告のパロディ。 滑稽新聞 390

外骨NEW
宮武外骨 滑稽新聞 スコブル





宮武外骨
人を食った、広告のパロディ。

滑稽新聞 5号 明治34年5月20日発行より


外骨楕円



下の広告は、宮武外骨主幹の 滑稽新聞 に掲載されたものですが、
よく見ると何か変。

右上に小学目薬とあり、発売元は、悪口謂天堂となっている。

更に目録を見ると、
○ひどい目 ○すごい目 ○あきら目
などとふざけたことが書いてある。

これは、大学目薬の広告のパロディなのだが、
右下に広告料をいただいている、本家の
大学目薬の広告も載っています。
今では考えられないですね。




これが広告の全体ですが、下に拡大したものがあります。
宮武外骨 滑稽新聞
滑稽5号2







外骨さんのしたり顔が目に浮かぶようです。

根掘り葉掘り、隅々まで、見てやってください、
少し大きめの画像です。
宮武外骨 滑稽新聞
滑稽5号3

大学目薬はご存知のように、参天製薬が1890年(明治23年)より発売している目薬のブランドです。





女中を求む

年齢は20歳以下にして、ちょっと渋皮の剥けた気転者にて、
主人の命に背かず、時には細君の代理をも務め得る様なる、小意気な女中雇いたし。
別に身元保証人を要せず委細面談。 渋井
宮武外骨 滑稽新聞
滑稽5号4


チョイト貸したまへなどケチな事を云う勿れ











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