少年倶楽部　昭和15年7月號　282

少年倶楽部

表紙：「うれしい慰問袋」岡吉枝画

少年倶楽部　第28巻第2号　昭和15年7月
大日本雄辯會講談社発行
148X210mm 本文296頁
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少年倶楽部は1914(大正3年)に大日本雄辯會講談社が創刊。
敗戦後の1946年に少年クラブと改名した。
江戸川乱歩・大佛次郎・高垣眸・佐藤紅緑・吉川英治らが
小説を連載。田河水泡「のらくろ」、島田啓三「冒険ダン吉」、
中島菊夫「日の丸旗之助」などの漫画が人気を博した。

風をきって矢のやうに走ってゐます。
なんといふ愉快！
これこそ伸びゆく満州、
ひらけゆく満州の姿ともいへませう。

大陸のアジア號
少年倶楽部

鈴木御水画

ヨーロッパ戦争にあらはれた
新兵器と新戦術
少年倶楽部

松添　健画

ソビエトの親子爆弾
少年倶楽部

飯塚羚兒画

新マツダランプ
少年倶楽部

ウィキペディアによると「マツダ」は、
1909年にアメリカで創設された、白熱電球などのブランドで、
ゾロアスター教の最高神アフラ・マズダー (Ahura Mazdā)
に由来するとのことです。
ゾロアスター教は拝火教とも呼ばれていますので、
それにちなんでの命名でしょうか。

この広告は、日本でライセンスを受けた、
東京芝浦電氣（株式会社東芝の前身）のものです。

ふしぎな土管
奈加志馬三郎　作
少年倶楽部