銀星倶楽部 4 特集昆虫 056 | 郷愁倶楽部

銀星倶楽部 4 特集昆虫 056



$郷愁のイラストレーション-銀星表紙

銀星倶楽部 4 昆虫
1985年6月 ペヨトル工房発行 (編集発行人・今野裕一 )
148X210mm 208頁
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ペヨトルフアン
http://thought.ne.jp/peyotl/





銀星倶楽部 特集昆虫に掲載されている、
昆虫をテーマにした漫画の一部を紹介させていただきます。


郷愁のイラストレーションと呼ぶには新しすぎるかもしれませんが、
私の趣向の範囲ということで………


$郷愁のイラストレーション-new02
花輪和一
セミになった子供 10頁



$郷愁のイラストレーション-02


この村の家なし子でした。

セミをとっては片目をつぶし、

毎日毎日とばしているのでした。






$郷愁のイラストレーション-003
山田章博
胡蝶探記 24頁



$郷愁のイラストレーション-03


一匹の蝶を追って

椰子林にその消息を絶った

古生物学者 星明十太郎から私の元へ

一個の小包が届いた。





$郷愁のイラストレーション-004
吉田光彦
球形ノ街 20頁



$郷愁のイラストレーション-04


いつの頃からか

僕の頭の中に

一匹の虫が

すむようになって






$郷愁のイラストレーション-05蓮見
蓮見 聖
昆虫狩り 12頁



$郷愁のイラストレーション-05


真珠郎 横溝正史

まったく、

このまっくらな地底の洞窟の仲で、

唇を歪め、舌を出して

ゲラゲラと笑っている

真珠郎の恐ろしさといったら






$郷愁のイラストレーション-new06
日野日出志
赤い実のなる踏切 16頁


$郷愁のイラストレーション-06


ぼくが 家の前の小川で 魚を取っていたら

廃線の踏切の 向こう側から

片目片足の 見知らぬ老婆が やって来ました。


*つげ義春の短編集ををモチーフにした作品です。





$郷愁のイラストレーション-07沢村
沢村 頁
蝶化身 16頁




$郷愁のイラストレーション-07


私ははっきりと覚えている。

尖塔の小窓から

一匹の蝶が迷いこんできたのを








Tiva Tiva*ぽざわるり*さん、保科なおとさん、カフェコミュヌさん、
 読者登録ありがとうございました。


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