はるか、ノスタルジイ。 | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
趣味の話、 最近の出来事など。。

それじゃ、




大林作品ですよ!(^^)





前回書いた「水の旅人」と同年に公開された、、





「はるか、ノスタルジイ」!



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監督、脚本、編集、


もちろん大林宣彦。



原作は


「転校生」、「さびしんぼう」の作者で、


大林監督とも友人の


山中恒さん。



この山中さんの故郷、


小樽でいつか撮りたいねって


言ったことから始まった映画。




この作品も


小樽の風景を


尾道のように


懐かしい日本として撮ってるよ(^^)




美術、


薩谷和夫さん。


この人もずっと大林監督と連れ添って映画を作っているお方。


しかし次作品の「水の旅人」の撮影途中で


病に倒れ帰らぬ人となってしまいました。


その薩川さんが


もうこれ以上は作れないと豪語した美術。





そして音楽、


久石譲さん。


この方の音楽もすばらしい。


この作品には


この音楽なくしては成りえなかったでしょう。






キャストには



主人公に勝野洋さん。


ヒロインに「ふたり」の


石田ひかりさん。


監督は


この撮影のときは意図して石田さんにダメだしをいっぱいしたそうです。



その辺りの話しはDVDの特典で聞けるよ(^^)





そしてこの人、


尾美としのりさん!



いい味出してます(^^)






物語的には



贖罪物といえるのでしょうか。



最近では大分3部作の1作、


「22才の別れ」にも


似通った部分もあったね。。




ちょっと不思議なファンタジーは


監督のお手の物ですが、



それに増して



きれいなロケに、美術に、音楽。



プロデューサーで奥さんの


大林恭子さんが


大林作品の大集成というのも


あながち間違いではないと思います。



監督は



こういうのが好きなんだろうなと



感じる作品ですよ(^^)






また、



この作品を「さびしんぼう」の続編ではないかと


いう人もいますね(^^)



原作者も同じですしね。



監督も思い入れのある作品なんでしょう。





私も



好きな作品です。






ただ、



以前はそんな好きでもなかった。




2006年の映画、「22才の別れ」が


似てるな~思て最近また見返したんです。




今の歳だからこそ



好きになれる作品になったのかな。



なんて思いましたよ。




はい。(^^)





ではでは、



また何か大林作品やりましょうね。





次は



しっとり系ではなく





はちゃめちゃ系


(またはトンデモ系)で(^^;)




なにかやりましょ(^^)





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