龍が如く劇場版！！

とうとう見てしまいました。。

SEGAの人気ゲームの映画化として話題になり、酷評をかってしまった作品。

知人にも映画館で見たヤツがいましたが、つまらんといっていました。

監督は三池崇史！

やな予感はしていたのですが、やっちゃいましたねえ。。（＾＾；）

ある意味カルトなおバカ映画として後年話題になりそうな作品です。

私、実は期待していたのです。。

久しぶりの三池監督の極道映画でもあり、ゲームの世界が面白いものでしたから。。

三池監督のさらっと撮る作風は、ハマるときはヤクザ映画にしてもホラーにしてもおもしろい映画になるんですが、今回は見事に外れてしまいました。

つまり観客が何を見たかったかが製作スタッフのほうで読み違えてしまったのでしょう。

観客はほとんどがゲームのファンかゲームをプレイしたことのある方が見に行ってると思います。

そこで正統派のヤクザ映画を作って欲しかった！

それかせめて「DEAD OR ALIVE」のようにしてほしかった！

劇場版の予告編はめちゃくちゃよかったんで、残念です。

●YouTobe「龍が如く予告編」

一番良かったのが予告だったとは昔の角川映画みたいになってしまった。。

おバカ映画にするのであればそれなりの予告を作れば（例えば昔の映画「ビーバップハイスクール」のような予告）またコアなファンがついたかもしれない作品です。

ま、おバカに徹した映画でもないし、どっちにしても中途半端なんですねえ。。

（＊ネタバレ書きます！）

最後のオチも、伏線の若いカップル、銀行強盗のエピソードにかかるのですがそういう映画にしたかったんであれば作りこみがたりないし。。

無意味に神室町（新宿歌舞伎町）を低空飛行するヘリにしたってビジュアル的にはおもしろいけどホント無意味だし。。

ラストの決闘の問題のアレ（復活!?）はギャグを狙ったつもりが全然おもしろくない！！

映画「模倣犯」のオチを思い出してしまいました。。

いいとこもあるんですよ！

岸谷五郎の「真島」と歌舞伎町のヤクザの走るシーン！

これは好きです。

三池監督はこの作品を作るにあたってゲームをクリアしたって聞いていますが、リップサービスなんじゃないかなって思いました。

ゲームを最後までしてたらもっとおもしろく作れたはず！！

もっと魅力的なエピソードがゲームの中には詰まってましたから。。

ということで、ゲームの新作のほうが楽しみですなあ。。（＾＾）

プレイステーション３で３月６日発売予定！！

「龍が如く見参！」今度はお江戸時代の祇園が舞台！！

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