動物を飼育するのは何歳まで可能だろうか・・・・???
人間でも、お年を召して、70代後半で免許更新にいくと係りの方から
『これを最後の更新にしませんか??』
と優しくすすめられるそうです。免許を返すって簡単なことじゃないんだろうね。それぞれが思う値打ちや
プライドや、色々あると思うし。
ピラニアヒカルは79歳のお爺さんが飼って85歳まで共に暮らし、お爺さんは痴呆症で施設に
入ってしまったそうな。お爺さんはもうヒカルを忘れてしまっているけれどヒカルはお爺さんを忘れた
日が一度もない。お爺さんが好き過ぎるみたい。
何故、その年齢で子犬を飼ったのか??当時はお爺さんが飼えなくなったら子や孫が引き継ぐつもりだったのか??
しかしワガママで教育のないヒカルは飼い辛く誰かに渡したかったのだろうか・・・
ヒカルは教えてあげるととびっきり賢い犬です。まだまだ素行の悪さがあり一番大変な犬ですが、頭はス
ポンジのように吸収します。イイコです。可愛いですよ。
今日のテーマ、何が言いたいかというと
かーちゃん5年前に隣町から引越ししてきて、今の地域でも、前の地域からも動物の相談をうけます。
具合が悪いの・・・といわれると飛んでいきますし、困っていれば協力もさせてもらいます。
飼い主に治したい意思があるのは素晴らしい!!飼い主に意思が無い場合、動物がかわいそうなので
説得してかーちゃんに一任させてもらうこともあります。たとえば、肉腫を夏に放置して、背中の皮膚の
ほとんどが食われ骨も見えて悲鳴しかあげていないのに死ぬまで置いておく、お金はかけないといった飼
い主のときも一任さててもらい安楽死をさせて頂きました。亡くなったカラダもきちんと送りだしました。
そしてここ最近、相談が増えているのがお年寄りが飼っていてお風呂に入れれなくて皮膚病を発症
している、どうすれば???です。
電話一本で送り迎え付きのトリミングありますよといっても
お金が・・・
トリミング・・・はて??
一度洗いました!!人間用の石鹸で!!
といった感じです。
病院は???
一度いきました!!!
図鑑にのるぐらいの全身ノウヒ症の子が一回病院いくだけで治るわけないですね。
歳を召すと、80代越えると老夫婦で、自分達のことで精一杯で、病気の犬のお風呂、ましてや薬浴など
難しいですね。お散歩も足が痛くて行けません。
犬は若いです。
こんな状態のお宅が数件あります。
かーちゃん自身も自分の子で精一杯の中、このような相談が相次ぐとどうしたものか・・・
時間と労働の問題として限界ありです。
一度、この子達に手を差し出すと、継続しなければなりませんね。非常に悩みます。