「気・血・津液」とは
東洋医学で体のしくみや病気を考える時の概念に
「気」「血」「津液(水)」という3つの要素があります。
・「気」 - 目に見えない生命活動のエネルギー。
・「血」 - 血液とその働きや循環作用。
・「津液」 - 体液など体内に存在する血液以外の水分。
気・血・津液はお互いに影響しながら、体内を絶えず巡ることで健康を維持しています。

(文・イラスト)安東・豊島・林

東洋医学では「気・血・津液」のバランスが崩れると、体に不調が現れると考えます。
どこのバランスが崩れたのかを調べたり、体質を見きわめることが、治療法を決定したり養生のアドバイスへとつながっていきます。
次回からは、「気・血・津液」それぞれの詳しい説明をしていきます。